◆中古品として仕入れてまいりましたが、畳みシワが残るだけの美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
おきもの好きの方なら、軍配のマークをよくご存知のことでしょう。
デパートや有名呉服店などにも高級品として並ぶ、西陣名門の機屋さんです。
その名門【川島織物】より、
卓越された意匠美をご堪能いただける格調高き錦織本袋帯をご紹介いたします。
天保14年(1843年)の創業より現在まで…
全く色褪せることなく、女性を虜にし続ける≪川島≫の帯。
170年以上に渡っておきものに携わってきた老舗だからこその安心感。
それは、他の何物にもかえがたく、また決して他の機屋には真似できない風格となって、
帯地上に満ちあふれるかのようにあらわれ出ております。
川島織物は、近代美術織物の礎を築いたとも言われております。
優れた作品を製織するために一切の妥協を許さず
織物の研究に没頭した、川島甚兵衛の心意気。
それは、今の時代の作品にも脈々と受け継がれております。
今回ご紹介いたしますのは、華やかな面持ちに確かな風格を漂わせる秀作。
鮮やかな緑色の錦織地に、金糸を細やかに込めて織り成されたのは「亀甲華文」。
箔糸の輝きに満ちた、艷やかで存在感のある面持ち。
鮮やかな地色と相まってハレの日に相応しいお柄です。
流行すたりのない確かな意匠は、末永くずっと受け継いでいっていただけるもの。
本袋にて織り上げられております。
川島織物のお品でも、「縫い袋」のものと「本袋」のものがございます。
ご存知の通り、高級品にのみ許されるのが、「本袋」。
表地と裏地を同時に、輪のように織り上げる帯のことでございます。
基本的に、表の地組織と裏の地組織は同じ様にいたします。
なぜなら、表裏の織巾が合わなければ帯にならず、
縫い袋のように表裏別々に織った後で縫い合わせるわけにはいかないからです。
表裏同時に、輪のように織り上げる本袋帯。
織り場では、織りあげつつあるお柄を見ることができません。
したがって織人の熟練が必要とされますし、大変難しい織物です。
本袋帯と縫い袋帯を並べて見比べていただきますと、
すぐにお分かりいただけるかと思います。
その違いは、帯の両端、つまり耳の厚みでございます。
これこそが本袋帯の一番の特徴で、縫い袋帯の半分の厚みですので、
薄く綺麗にたたむことができます。
またお太鼓結びに締めていただくと、耳付きが薄いので、
前・横から見ていただいた時にお太鼓が大変綺麗に映ります。
これだけの華やかな面持ち、もちろんお振袖にも抜群に映えることでしょう。
その後は格調高い訪問着に合わせて、その吉祥性を身にまとってくださいませ。
フォーマルシーンにおいても、存分にご堪能いただければと存じます。
【川島織物】の作品は、直接百貨店などに卸されていることも多く、
ほとんど値崩れする事がございません。
高級ブランドの逸品袋帯の特選柄!
この機会をぜひお見逃しなく、末長くご愛用いただければ幸いでございます。
絹100%(金属糸風繊維除く) 長さ4.3m
川島織物謹製
本袋縫い ◇六通柄
◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 10代~20代
◆着用シーン 成人式、初釜などの格高いお茶席、結婚式など。
◆あわせる着物 振袖、訪問着
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。