◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
彩り清雅に、そして雅やかに広がる古典意匠。
友禅の味わい、醍醐味がひしひしと伝わってくる…
羽田工房・羽田登氏による逸品をご紹介致します。
「羽田友禅」とも呼ばれる世界を確立した、
重要無形文化財「友禅」保持者、
人間国宝【 故:羽田登喜男 】氏。
生前の登喜男氏と共に創作に携わってきたご子息の登氏が、
現在でも氏の技術、感性そして精神を受け継ぎ、
気品に満ち溢れた「羽田友禅」の世界を表現し続けております。
今回のお品は登氏による、花意匠がそえられた一品。
そっと水分を含んだような、滑らかで、ほのかにベールに包み込まれたやわらかな絹の光沢。
おだやかで落ち着いた印象を感じさせるごく淡い夏虫色に染め上げてございます。
お太鼓にはまず、蒔糊の穏やかな表現を込めた蔦に、
自然な構図で配されたの花意匠がすっと引き立っております。
穏やかな色調が醸す面持ちは、
まるで日本画を思わせるような品の良い仕上がりです。
上質の絹布に、確かな染めの職人技。
その極上の感性、染め技。
特にご年齢を問わず、末永く…
お手元でご愛用頂ける一品となりましたら幸いでございます。
■ 羽田 登(はだ のぼる)
1938年:9月10日、羽田登喜男の長男として京都に生まれる
1963年:第15回京展に日本画で初入選・第6回日展に日本画「岩礁」で初入選
1964年:京都市立美術大学(現京都市立芸術大学)日本画科卒業
岸田竹史先生に師事。パネル、屏風の勉強をする。さらに父、
羽田登喜男に京友禅と加賀友禅の伝承を受ける。
1980年:伝統工芸日本染色展、文化庁長官賞
1984年:日本工芸会正会員
1987年:日本工芸会近畿展鑑査員
1988年:京都工芸美術作家協会、理事
1996年:第48回京展、審査員
フランス・リヨン市のリヨン染織美術館において同館主催の特別展、
「羽田家のキモノ展」開催
2004年:祇園祭・蟷螂山の後掛「瑞兆遊泳之図」の制作、献納に協力する
2006年:京都府指定無形文化財「友禅」保持者に認定
社団法人日本工芸会理事に就任
絹100%
長さ約3.6m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お付き添い、お茶会、音楽鑑賞、観劇、お食事など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。