商品番号 1339211

★【二代目 久保田一竹】 高級本手絞り染訪問着 ~別誂え紋意匠金通し地~ ≪御仕立て上がり・中古超美品≫ 「風紋 辻が花」 身丈155 裄65.5

売切れ、または販売期間が終了しました。

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【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈73.8cm (1尺 9寸 5分) 袖巾36cm (9寸 5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
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◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。

◆リサイクル仕立てあがり品として仕入れてまいりましたが
 一部しつけ糸のついたままの美品です
 寸法のあわれる方はぜひご検討くださいませ!

稀代の着物作家、久保田一竹。
自然を心から愛し、礼賛し…
その久保田一竹の夢と技術を継承した
二代目久保田一竹、至極の逸品をご紹介いたします。


室町時代に一世を風靡した「辻ヶ花」。
江戸時代に突然姿を消したことから、別名“幻の染め”とも呼ばれます。
その世界を独自の感性で蘇らせたのが他ならぬ「久保田一竹」であり…
その名は、世界的に知れわたっております。

「辻ヶ花」=「久保田一竹」
一竹と辻ヶ花の出会いは20歳の時。
東京国立博物館での衝撃によって、生涯をその研究に捧げることを決意。
戦時下での召集などの困難を乗り越え、
手描き友禅を生活の糧としながら研究を続け、
60歳にして初めて納得のいく作品を完成させました。
これが「一竹辻ヶ花」と命名される一連の創作品の始まりでございます。

以来、国内はもとよりヨーロッパ、北米においても展覧会を開催し、
とりわけ、フランスでは、世界に芸術的な影響を与えたということで、
フランス芸術文化勲章を受賞されるほどの反響を生み出しました。
また、現存作家の個展を過去一度も開催したことのない
アメリカのスミソニアン博物館(国立自然史博物館)にて、
個展を長期開催するにまでいたっております。

世界が認める氏の辻ヶ花は、まさに美術品の域に達しております。
大量生産の辻ヶ花とは比べるまでもなく…
少し名の通った作家の作品ですら、
その気品や格調、存在感において、一線を画するものとなっております。

それはまず、選ぶ生地に始まります。
そこから、計算されつくした構図の美学、色彩の魅力、染の加工、
気の遠くなるほどに緻密で正確な絞りの針通しなどによって生み出されるもので、
一竹氏の技なくしては、表現できない極地でございます。

2003年、惜しまれながらも一竹氏は他界されております。
現在では氏自らが創作する作品はございませんが、
生前の氏とともに創作に携わってきた職人たちが、
現在でも氏の技術、感性そして精神を受け継ぎ、
年間わずかな数ながら「一竹辻ヶ花」の逸品を創作し続けております。

今回ご紹介させて頂くのは、その先代の夢と技術を継承した
「二代目 久保田一竹」の傑作品でございます。

金茶色に染め上げられた
金通し草花地紋の別誂の絹地。

差し込む光にそっと浮き沈みするような
地模様の一面の花や実の意匠が…
やわらかな絹の艶をまとうかのように、
極上のエレガンスを味わせてくれます。

その濃淡にてお裾元には
風紋のような流線模様があらわされ。。

それを背景に咲く幽玄かつ可憐な辻が花模様。

この存在感。
この空間性。
そして…こころ惹きつけてやまない、この魅力。


一竹が生涯にわたり心血を注いだ、一竹辻が花…
その心と技を引き継いだ、一竹工房入魂の作品。
どうぞ本物の辻が花の味わいをご堪能くださいませ。
母娘代々受け継ぐ美術品として終生ご愛顧いただければと願っております

【 二代 久保田一竹 】略歴

1955年(昭和30年) 10月7日生まれ
1980年(昭和55年) 上智大学経済学部卒業
1982年(昭和57年) 米国ボストン大学大学院(SPC)修士卒業
1983年(昭和58年) 帰国後、(株)一竹辻が花設立
          代表取締役社長に就任
1994年(平成6年)  10月久保田一竹美術館(河口湖)開館
2001年(平成13年) 一竹工房・代表取締役社長に就任
2003年(平成15年) 久保田一竹美術館・館長に就任
2006年(平成18年) 二代・一竹を継承

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈155cm(適応身長150cm~160cm) (4尺 1寸 0分)
裄丈65.5cm (1尺 7寸 3分) 袖巾33.3cm (8寸 8分)
袖丈49.2cm (1尺 3寸 0分)
前巾26.5cm (7寸 0分) 後巾29.5cm (7寸 8分)

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 30代~
(※特に制限はございません、あくまでおすすめのご着用年齢でございます)

◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、お付き添い、パーティー、
お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事 など

◆あわせる帯 袋帯、綴れの名古屋帯 など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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