◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
一本で表情豊かな和姿を…
夏に最適な自然素材の表情が味わい深い
夏物大麻八寸名古屋帯のご紹介でございます。
お目にとまりましたら是非ご検討くださいませ。
ざっくりとした織味とやわらかな透け感の麻地。
大麻は中央アジア、カスピ海周辺を原産地とする、
高さ3~5mにもなるクワ科の一年草で、繊維を取る目的で
栽培された最初の植物であります。
その歴史は新石器時代の初期までさかのぼることができ、
日本の縄文時代の遺跡からも見つかっています。
大麻は、長い間、日本人の生活の中で繊維用のほか、食料、
燃料、建材、薬などのための重要な植物として栽培が続けられ、
アメリカによってその栽培が禁止されるほんの半世紀前までは、
日本中どこにでも植えられていた植物。
その麻を用いて織り上げられた八寸帯。
素材の存在感がしっかりと伝わってくるシックな焦げ茶色地。
その焦茶色地に、橙、藍、縹にオフホワイトの絣を込めた
かすれた間道をすっきりと表現致しました。
夏の季節にとっておきの帯。
夏の小紋や織りのお着物などに合わせて、しゃれ味たっぷりの
粋で趣き深い後姿をお楽しみください。
毎年夏がやってくる度に、
季節を告げるひと品となってくれることと思います。
お手元で、ご愛用頂ける一品となりましたら幸いでございます。
麻100%
長さ約3.74m(お仕立て上がり)
柄付け:全通柄(※返し三尺のみ無地)
※麻は自然素材のため糸の節や凹凸、色の濃淡、組織の変化が
ございます。難物ではなく素材の特徴でございますので、
その点ご了承の上風合いとしてお楽しみくださいませ。
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き、普段着 など
◆あわせる着物 夏の小紋、夏の織のお着物、上布、自然布の帯 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。