【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm (1尺 8寸 5分) 袖巾35cm (9寸 0分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりましたが、大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
思わず見惚れる繊細な絣の表情。
すっきりとしたまろやかなお色味。
古典美術の本場大島紬としては、最高峰のブランド、
都喜エ門の本場白大島紬をご紹介致します。
今回ご紹介のお品は、緯双絣のお品となっております。
緯双とは、経糸に細かな縞を織り込み、緯糸に絣糸を用いて、
経緯(たてよこ)絣のような表情に織り上げられる技法。
いわゆるカタス式絣とは異なるものになりますが、
素人目には7マルキカタス式と全く見分けがつかないほど、
熟練の職人技によって織り上げられた細やかな絣に仕上がっております。
お目にとまりましたらまずはじっくりとご覧くださいませ。
シャッシャッという大島特有の絹鳴り、
さらりと肌に軽い着心地は一度手を通されるとやみつきになることでしょう。
戦前、戦後を通して大島紬の世界で活躍した名瀬市大熊出身の故藤都喜ヱ門。
藤さんは、本名都喜七と言います。3年かけて大島紬の全工程をマスターし、
18歳で大島紬工場主になりました。
戦時中に鹿児島に疎開し、戦後間もなく大島紬業を再開。
藤絹織物を設立、大熊にも工場を開設しました。
色大島、白大島、さらに独特の美術大島を開発し「都喜ヱ門ブランド」を誕生させ、
大島紬の全工程が見学できる「奄美の里」を開設する一方、
国内外で大島紬ショーを展開しています。
白大島特有の穏やかな白色に、絶妙な絣糸で織り描かれた山水の情景美。
繊細な絣の濃淡にて奥行きを醸し出して実に繊細な面持ち。
是非お手元でじっくりとご堪能いただきたく存じます。
大島独特の滑らかな手触りとシワになりにくい性質、
着れば着るほど着心地がよくなる素晴らしい風合いを楽しみながら、
母から娘へと末永く大切にお召しいただきたいお品です。
お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈160cm(適応身長155cm~165cm) (4尺 2寸 2分)
裄丈65cm (1尺 7寸 2分) 袖巾32.5cm (8寸 6分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前幅23cm (6寸 1分) 後幅30.5cm (8寸 1分)
◆八掛の色:灰青色
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、芸術鑑賞、女子会、街着、ランチ、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸帯、八寸帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。