商品番号 1333010

【本場黄八丈】 傑作草木染め手織り紬 市松綾織 ≪御仕立て上がり・新古品≫ おそらくあの名家のお品! 織物ファン必見の超希少品! 受け継がれる意思と技術… 身丈159 裄68

売切れ、または販売期間が終了しました。

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫  現状寸法が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。

◆未着用の新古品として仕入れてまいりましたので、仕付け糸もついたままの美品でございます!お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!


織のおきものの中でも、特に稀少なお品として扱われる「本場黄八丈」。
本場黄八丈がこれほどまでに希少品である所以、それは、
本来の手法を守り続ける染織家が、八丈島にわずか一軒しか残っていないから。

それこそがみなさまご存知の「山下家」、
故山下めゆ氏、故山下八百子氏(東京都無形文化財技術保持者)、
そして山下芙美子氏と、女性三代にわたって引き継がれる、染め織りの系譜なのです。

今回お仕立て上がりにて大変お値打ちに入荷しました。
目利きの方へお届けさせていただきます。
どうぞこの機会をお見逃しなくお願い致します。

一枚の「布」として。
一枚の「織物」として。
本当にすばらしい、手仕事の逸品。

草木染めの力強い「本物」の色合いや、
熟練した織り手でなければ織り上げることのできない複雑な織り組織。
手にとるだけで…
草木を煎じ、一糸一糸丁寧に心をこめて創作されたことが、
じわりじわりと伝わってくるような作品でございます。

黄は刈安、樺はまだみの樹皮、黒は椎の樹皮と、全て植物性の天然染色で、
数十回の染めを繰り返し表現される奥行きの色彩。色をとめるのに、
黄・樺は木灰を使い、黒は泥土を用いて直射日光で乾燥させます。

そして、糸染だけではなく、織にも特徴がございます。
黄八丈の織は「平織」のものと「綾織」のものがございます。

平織はその名の通り、経(たて)糸と緯(よこ)糸を
一本おきに交差させる最も基本的な織り方。
お柄としては
二くずし、のげ、べんけい・ななこ・三くずし・千すじ・万すじ
などのお柄がございます。

そしてもう一つが綾織。
組織り点が斜めの方向に連続し、斜線状をなす織り方。
別名、斜文織(しゃもんおり)と呼ばれ、黄八丈独特の
めかご・風通くずし・たつみあや・太郎左衛門・一松(市松)・
ひしあや(菱綾)・杉綾・まるまなこ・よせあや・片あや・足高貴(あしごうき)
と呼ばれる織技法が存在しております。

今回はその綾織のお品。
美しい綾市松の模様。
シンプルでありながら、滲み出る奥ゆかしさに、
思わず誰しもが振り返ることでしょう…

八丈島でつくられる黄八丈は、
天然素材の上、その強固な染めと織は親子三代で色褪せないと言われています。
江戸の時代から、町人の粋な着物としてもてはやされ、
その色合いの美しさや丈夫さが愛されてきた黄八丈。

匠の技が綾なす、本物の逸品黄八丈をお届けさせていただきます。
終生、親子三代で着られるお着物をお探しの方にお届けさせていただきます。

末長くご愛用下さい。
黄八丈全体の年間生産反数は限られ、
入手もどんどん難しくなっております。

本物をこの機会にぜひ…
全国の織りものファンに、お届けいたします。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈159cm(適応身長154cm~164cm) (4尺 2寸 0分)
裄丈68cm (1尺 8寸 0分) 袖巾35cm (9寸 2分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前巾24.5cm (6寸 5分) 後巾30cm (8寸 0分)
◆八掛の色:芥子色

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 観劇、女子会、街着、お出掛けなど

◆あわせる帯 おしゃれ袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。