【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈65.5cm (1尺 7寸 3分) 袖巾32.5cm (8寸 6分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。
名門【染の北川】と老舗【伊可田屋】の伝統の匠技と
洗練されたセンスが創りあげました、 最高級クラスの逸品。
証紙類は付属しておりませんが、この加工は
染の北川が伊可田屋に加工を依頼した金泥のお品かと存じ上げます。
残念ながらすでに染の北川は2017年5月に廃業されたため
その創作品は市場に現存するもののみでございますので…
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
京の名門・伊可田屋―
文政八年(1825)創業以来190有余年、五代にわたり
連綿と引き継がれる京手描き友禅の名家。
特に三代・田畑喜八氏は、古代衣裳や古代裂の蒐集と研究、
そして仕上げ染の筆致と糸目友禅を見事に活かした
独自の友禅染めを創り上げたことにより、昭和30年(1955)友禅で
第一回の重要無形文化財(人間国宝)に指定されました。
昭和15年(1939)に三代・田畑喜八氏の末弟、
田畑伊三郎氏が分家として京都中京区に伊可田屋を創始。
伊三郎氏は京都染色業界発展の功により、昭和34年(1959)黄綬褒賞、
昭和40年(1965)勳六等瑞宝章を受賞。
現在は伊可田屋三代目・田畑浩平氏が当主をつとめていらっしゃいます。
本品は、その伊可田屋の真骨頂。
金泥と刺繍が美しい、重厚な仕上がりの訪問着。
駒無地に近い、シボのないさらりとした質感の縮緬地。
渋く落ち着いた鉛色に染め上げ、そこに金泥と金刺繍、
竹屋町刺繍を絶妙に用いた蔦葡萄を大胆にあしらって…
無地場をも無と感じさせない、洗練された意匠美にその構図。
重すぎず、純金の奥行きあるほのかな輝きは
一目で良きものとおわかり頂ける仕上がりです。
純度の高い金泥によって表現された清らかな黄金色の輝きは、
上質を身にまとう大人の女性としての品格ある洒落心をしっかりと身に付けさせてくれることでしょう。
もう手に入らない逸品を…
どうぞこの機会をお見逃しなきようお願いいたします。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈155cm(適応身長150cm~160cm) (4尺 0寸 9分)
裄丈63cm (1尺 6寸 6分) 袖巾32.5cm (8寸 6分)
袖丈45cm (1尺 1寸 9分)
前巾24m (6寸 3分) 後巾29cm (7寸 7分)
「木瓜に三角字」の抜き一つ紋が入っております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付き添い、観劇など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。