◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。
◆未着用の新古品として仕入れてまいりましたので美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
きもの市場でも人気の高い浅田綴さんのお品…。
ほとんどのご紹介が紋綴れのお品の中、
今回は爪掻本綴れの逸品を仕入れて参りました。
ご存知のお方は、本当にお値打ちに感じていただけることとでしょう!
まったくと言っていいほど在庫が皆無な中、
御仕立て上がりでも滅多と見かけることはございません…
一期一会のこの機会をお見逃しなきようお願いいたします!
浅田綴は、遠く天保四年(1833年)より、 以来つづれ帯一筋に家業を継承し、
これまでに数々の競技大会にも出品され、数多くの賞をとられている名門です。
あの山口百恵さんの引退記念映画、川端康成原作「古都」には、北山杉の柄のつづれ帯をご提供されています。
緻密かつ繊細な作業、織り手の物づくりへのこだわりによって生まれる逸品。
作品から感じられる風格は他の追随を許さず…
さりげないようでいて、その存在感に、圧倒されます。
「西陣の爪掻き本綴れ」という風格ある佇まいは、
細い糸を密集させることで、しなやかかつ強い仕上がりとなっております。
爪掻で1色ずつ、少しずつ織り上げられてゆく帯。
その作業の繊細さと織り手の物づくりへのこだわりは、感動さえ呼び起こします。
爪掻本綴の織リ手さんは、常に指の爪先にヤスリをあて、
ノコギリの歯のように刻んでおきます。
文様を織る際、図案を経糸の下に挿し込んで経糸を透かして見ながら、
経糸を杼ですくい、緯糸を越して織り込んでいきます。
そしてノコギリの歯のように刻んだその爪で、緯糸を1本1本掻き寄せ、
織手の感性により織り込んでいき、筋立てという櫛で織り固めます。
織機が自動的にその列に入る経糸をひきあげてくれるのではなく、
1色ずつ下絵を見ながら織り込んでゆく作業になります。
経糸を覆うように織り上げられるため、裏表同じ柄となり、
長年の使用で汚れた時などは裏を整理してお仕立て直すことも出来ます。
しっとりと品良い灰色の帯地に、 繊細な金糸を用いながら
古代壁画を思わせる瑞鳥のお柄が込められております。
大人の女性の感性に響く静寂の美が光り…
心にすっと落ち着くような、清らかな面持ちをただよわせます。
母、子、孫へ…
和の伝統という大きな歴史とともに、
大切に大切に受け継いでいっていただければと願い、
お届けさせていただきます。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.6m
柄付け:お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン パーティー、お茶会、音楽鑑賞、観劇、お食事、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。