商品番号 1329987

仕立て上がり中古美品!【誉田屋源兵衛】 京の老舗帯匠 【櫛織】 特選八寸名古屋帯 深蘇芳

売切れ、または販売期間が終了しました。

きもの通に圧倒的支持を誇る、帯匠誉田屋。
今までは、業界人や老舗料亭の女将など、限られた流通ルートにより
一部の方のお手元にしか渡ることのなかった誉田屋源兵衛の櫛織の八寸帯が
リサイクル品として入荷しました
締め跡もごくわずかの美品でございます。
ファンの方はこの機会をぜひお見逃しなく!



【 櫛織 】
櫛織は、緯糸(よこいと)を打ち込むのに、
通常の筬(おさ)で緯糸を寄せた後、櫛を用いる技法です。
櫛を用いて緯糸を、波紋を描くように打ち込むのです。

同じような技法で、波筬(なみおさ)と呼ばれる、
波の形の筬で打ち込む技法もありますが、
櫛織の場合、波の紋様が、
織手の自由に委ねられますので、より自在な表現が可能になるのです。

この八寸名古屋帯は名匠南四郎太郎翁が西陣にて初めて考案し
黄楊(つげ)の櫛を用いて織り上げたものです。

極端に過ぎるほど太細の激しいつむぎの糸味と、
共色濃淡の何色もが布面に覗く染め味と、
そして大浪の如くうねる櫛の織り味が綾なす
三位一体の妙なる調べは、無地調の仕上がりながら
飽きのこない絶品です!

絶妙な透け感はオールシーズンお締めいただける
究極のお洒落帯です。
末永くお手元にてご愛顧頂ければ幸いです




~誉田屋源兵衛 年史~
1738年
元文年間、初代矢代庄五郎により、南矢代誉田屋創業、西陣大火災後の復興に尽力。
1868年
明治元年、6代目矢代庄五郎より、京都松尾出身の山口源兵衛が7代目を継承。
初代誉田屋源兵衛を名乗る。西陣帯地大元卸商として「横綱」の称号を得る。
1905年
三条室町下ル(現住所)の土地を購入。
1917年
大正6年、7代目誉田屋源兵衛没、8代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1919年
8代目が10年の歳月をかけ、自己の精励刻苦の記念碑として手がけた現社屋完成。
1933年
昭和8年、8代目誉田屋源兵衛没。9代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1981年
9代目誉田屋源兵衛没、現10代目誉田屋源兵衛襲名、継承。後、帯作りに専念。
1985年
全国の原始布を素材として個展を開催。
以後、インド、東南アジアの野蚕糸を帯に用いる。
1994年
京都六条の江戸末期の町屋にて創業260周年展。
1999年
「京都誉田屋源兵衛帯ときもの展」開催。
2000年
「誉田屋源兵衛 織りの帯展」開催。
2002年
「かぐやこの繭小石丸展」、「誉田屋源兵衛~最高級の唐織の帯・小石丸の絹・幻の紙布~文献をもとに飾る」展開催。
小石丸企画に対して、日経MJ賞受賞。日本の原種の繭である小石丸の復活と継続、日本の染色技術の活性化に努める。
2003年
日本文化デザイン大賞受賞。「室町・桃山時代の衣装文様の意味世界」の研究会発足。
「誉田屋源兵衛の帯展~金色の絹・マハラジャンシルク(天蚕)を加えて~」開催。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100% 3.68m

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 オールシーズン

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、ご旅行など

◆あわせるお着物  お召 小紋、織りのお着物など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 八寸帯)


最近チェックした商品もっと見る(0点)もっと見る