◆巻終わりにスレがございますが、御仕立て後は目立たなくなるかと存じます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
かの【 山口安次郎 】氏がおこされました
唐織の名門【 山口織物 】の特選唐織九寸名古屋帯。
名古屋帯は大変数が少ないですが、
中でもさらに少ない夏物を仕入れて参りました。
お探しの方、是非ご検討くださいませ。
山口織物―
織物の街・京都西陣を代表する名匠で、
唐織の第一人者、2010年2月に逝去されました
山口安次郎翁の、その技と心を引き継ぎ、
よきものを数多く創作されております。
その秀逸なお品の中より、唐織の風合いを
ご堪能いただける、特選のお品。
唐織―
織物『唐織』とは、元々中国から渡来した織物の
総称でございましたが、何時の頃からか、能装束に用いられた、
特定の技法を指して唐織と呼ぶようになりました。
唐織の基本となる生地は、三枚綾組織(西陣では錦地(にしきじ)と呼ばれる)。
その三枚綾組織に、緯糸(よこいと)二越の間に、絵緯糸(えぬきいと)一越を
挟み込むように織っていきます。この時、撚りの少ない、大変太い絵緯糸を、
浮かせて絵文様を織り出すことで、ふっくらとした、刺繍のような織の表情が
完成いたします。
絵緯は、文様に応じて、必要な色糸を縫い取るように織り込むので、
杼(ひ)の数は 文様の色数以上に必要となり、この杼を文様に応じて
一つ一つ、経糸(たていと)にくぐらせ、次に地の緯糸(よこいと)を通して、
初めて一越が出来上がり、織り進みます。
この時、地経糸(じたていと)の密度が高いほど、絵緯糸が
しっかりと締め付けられ、織りこんだ糸がほどけないように
計算されております。
穏やかな藍鼠色の絽地。
意匠には富貴な緯糸に、高雅な金糸にて、
波に松のお柄がボリュームたっぷりに織り描き出されております。
巧妙な織味と彩りのバランス。
付下、色無地、小紋などの装いを、
おのずとグレードアップしてくれることでしょう。
末長くご愛用いただけましたら、幸いでございます。
絹100%金属糸以外
長さ約3.6m
◆六通柄
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お茶会、音楽鑑賞、観劇、女子会、街着、お稽古、カジュアルパーティーなど
◆あわせる着物 付け下げ、色無地、御召、小紋
★名古屋仕立て(税込9,350円※夏用綿芯代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※夏用綿芯代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※夏用綿芯代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,750円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。