商品番号 1327702

【GW限定】 【服部織物】 特選西陣織袋帯 ~こはく錦~ 「有職遠山文」 こだわり二百有余年… 至極の絶品。

売切れ、または販売期間が終了しました。

◆長期在庫処分品として仕入れてまいりました。
特に目立つ難等はございませんが、
ご了承の上、お目に留まりましたらお値打ちにお求めくださいませ。


創業1788年(天平8年)京都西陣において、匠の心と技を受け継ぎ、
一糸一糸丹念に手織りにこだわり続けてきた伝統の名門、服部織物。
今回はその服部織物より、こはく錦のご紹介です。

お着物好きの方でしたら、一度は耳にしたことのある、
服部の袋帯の中でも最高級のクラスに属し、引箔の最高峰とされる「こはく錦」

引箔は、緯糸と共に箔を織り込む技法で、一寸巾(約3cm)の箔を90~100本、実に0.3mmほどの細さに裁断し、それを緻密に織り込んで柄をあらわします。
柄箔の場合、1本でも順序を間違えたり欠落したら柄は崩れてしまいますので、
緯糸1本1本に神経を集中させなくてはなりません。

「こはく錦」では、立体感や重厚な格調を演出するために、
1本の緯糸に2枚、3枚の箔を引く、二重箔(にちょうばく)、
三重箔(さんちょうばく)と呼ばれる技法が用いられております。

またこはく錦は、見た目の重厚感とは異なり軽く締め易いことでも定評がございます。
通常、袋帯には5000本の経糸を用いるのに対して、こはく錦は6000本以上。
帯の巾はどちらも一定ですので、通常よりも細く丈夫な上質な糸を使用し、
軽量化、またより緻密な柄を織り出すことに成功しました。

さらに箔には、片面箔を使用し、更なる軽量化を。
両面箔に比べ、片面箔の重さは約2分の1。
その分、捩れがあると裏の白色が出てしまうため、ごまかしが効かず、
箔が捩れないように高度な織の技術が必要とされます。

まさに計り知れないほどの技術と心を込めて織り上げられた珠玉の1本。
織機による大量生産の帯とは全く異なる、
その織りあがりは必ずやご満足いただけるものと自信を持っておすすめさせていただきます。

美しい美しい引箔の輝き…
落ち着いた薄花色を基調として、溢れんばかりの銀の輝きをこめて。
受けた光を吸い込んでは輝きを解き放ち、
繊細な織技にて高雅なムード溢れる遠山に有職文様を込めて織り上げました。

見るほどに素晴らしく、触れればしなやかなその地風。
この高雅なムードをお楽しみくださいませ。

訪問着、付下げ、色無地などの装いにお勧めの一本です。
どのようなフォーマルなシーンにも、上質な後姿を演出してくれることでしょう。
どうぞこの機会をお見逃しなくお願いいたします。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%(金属糸風繊維除く) 
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:かがり縫い
六通柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 式典、お付き添い、パーティー、お食事会など

◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地

お仕立て

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