商品番号 1324807

●【薩摩花織】 特選しけ引き染花織着尺 「紗綾形・紫紺色」 初紹介! 艶めきの美… 都会的な町並みにもしっくりと映える!

ふうわりと、おしゃれな色彩の世界…
味わいある一反を仕入れてまいりました。
薩摩花織紬着尺のご紹介です。

これまで弊社でもなかなかご紹介の機会がございませんでしたが、
この度、やっとご紹介が叶いました!
お目に留まられました方はこの機会、どうかお見逃しなきようお願いいたします。

江戸末期から明治初期にかけて――
薩摩には大島紬以外にも「花織」「浮織」「芭蕉布」などが
存在していたと文献に残されております。

その花織を現代に蘇らせ、「薩摩花織」と名付けられたのが本品。
動くたび表情を変える、光沢感ある紬地。
花織の地文様が光に艶めきます。

知的なムードただよう深みある紫紺色を基調して、
紗綾形の地紋に織り上げられて。
その地に、しけ引きが美しく染めあしらわれ、
虹のような細縞の意匠が描き出されております。

「しけ引き」は、大正時代に発明された京友禅の手描き染め技法の一つ。
専門の職人は少ない技法でございます。

しけとは、繭の外皮から引き出したあら糸のこと。
「しけ引き」は、筆を使わず、専用の刷毛を用い、職人がフリーハンドで線を引き、 しけ糸を織り込んだような細い線状の模様を描いていきます。

縦縞、曲線、かすみ、よろけなど様々な技法があります。
専用の刷毛だけで、自分の腕一本で線を引くやり直しなしの1回勝負。

シンプルに見える絹地をじっくりと見つめれば…
「斜めに不規則な筋」がみえ、その筋には色の濃淡があり、
筋の間隔も一定ではありません。

これは、「人の手」によるフリーハンドの線だからこそできる「模様」です。
この「筋」が刷毛で引かれています。

こちらの生地は平織のものよりもしなやかで伸縮性にも富み、
シワもよりにくく、大変着やすいお品です。

ご友人とのお出かけや観劇、お稽古などにはもちろんのこと、
ホテルなどでのお集まりにも知的な装いでお召し頂けます。

帯合わせも洒落袋帯から、染・織の名古屋と、
幅広くお楽しみいただける一品。
コーディネートの腕を存分に奮ってくださいませ。

お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ12.32m 内巾37.5cm(最大裄71cm)
窪田織物謹製

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 9月~翌年6月の袷・単衣頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど

◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立ご希望の場合、
[ 袷 ]
地入れ2,750円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+お仕立代26,400円(全て税込)で承ります。
[ 単 ]
地入れ2,750円+衿裏2,200円+お仕立代26,400円(全て税込)で承ります。
・海外手縫い価格です。国内手縫いは、「大島紬・結城紬」+23,100円(税込)、「左記以外の紬」+12,100円(税込)で承ります。

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(地入れ)


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