◆美しいキモノ2021年春号掲載品225Pに掲載されたお品でございます
ほっこりとした風合い。
やわらかにお身体を包む、大自然の彩り……。
一枚はお持ちいただきたい、重宝のおしゃれ紬!
伝統工芸作家【七代目・吉澤与市】の創作紬のご紹介です。
十日町でも、名門の一流ブランドとして知られる【吉澤与市】。
雑誌「美しいキモノ」などにも何度も取り上げられ、
大変人気のあるブランドとして知られております。
この度は地紋に花織を織なした、素朴な一条を仕入れてまいりました。
緯(よこ)糸を浮かせた陰影ある「花織」のうつくしさ、じっくりとご堪能くださいませ。
仄かに節感を浮かべた紬地。
地色はシックな焦茶色を基調に、
茶色や白茶色などを用いて、
グラデーションを成す細やかな横段紋を織り表してございます。
その面持ちはまるで、夕暮れ時のよう…
優しく温もりある色彩が魅力的なひと品。
センスの中にも染めと織技法にこだわる【吉澤与市】ならではの一品です。
名古屋帯や半巾帯と併せ、カジュアルシーンにお召しくださいませ。
シンプルな表情は帯併せもしやすく大変重宝するかと存じます。
帯や小物のコーディネートしだいで都会的にも民芸的にも装っていただけます。
まさに通の方必見の一枚です。
生地の紬は、赤城の節糸をはじめとする玉糸や、手紡糸などのざらっとした素朴な糸を使用しているため、
織り組織がスジ状になっている場合があります。
着れば着るほどにお身体に馴染んでくるお着物ですので、
肩の張らない普段着やお遊びなど、多くの機会にお召しくださいませ。
吉澤与市ブランドでしか味わうことのできない贅沢なしゃれ味。
是非お手元でじっくりとご堪能くださいませ!
~七代目・吉澤与市~
吉澤家は、江戸時代中期宝暦年間より、織物業に携わった家柄。
以来、子に孫に受け継がれ、現在吉澤慎一氏が「吉澤織物」の七代目にあたる。
昭和56年、本来の紬に、染め・織り・絞り・縫い・箔などを複合させた全く新しいお洒落着「七代目 吉澤与市の世界」を発表し、話題となる。
二度に渡る通産大臣賞ほか、様々な賞を受賞。
十日町織物工業協同組合理事長、関東八産地協議会会長、新潟県きもの振興会会長など、業界の要職を歴任。
平成5年には通産大臣賞表に輝き、平成7年には伝統的工芸品の功労者褒章受賞。
平成8年からは、十日町市商工会議所会頭となる。
平成9年、黄綬褒章受賞
絹100%
長さ約13.5m 内巾約38cm(最大裄丈約72cm)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け、ご旅行、趣味のお集まり、お茶会、和のお稽古など
◆あわせるお着物 名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ2,750円+※胴裏7,260円~+紬八掛12,650円+海外手縫い仕立て26,400円(全て税込)
※国内手縫い仕立て
「大島紬・結城紬」+23,100円(税込)「左記以外の紬」+12,100円(税込)