商品番号 1323340

【大蔵ざらえ】☆ 【山口美術織物】 特選相良刺繍付下(絵羽) 「陶片花詰紋」


皇室のご用命を受けた確かな技術と意匠。
伝統と格式のある老舗、山口美術織物から
特選刺繍のお着物をご紹介します。

日本が世界に誇り得る貴重な文化遺産である染・織の伝統産業の技術は、
千二百年にも及ぶ歴史の中で、禁裏の厚い庇護のもと、数多くの先達の
技の伝承により多大な技術の集積を果たしてきました。


こちらのお品は、故山口伊太郎翁氏の
三男 山口静樹氏監修の許に、
技術を駆使して創作されたお着物となっております。


ほどこされた相良刺繍とは
中国では漢の時代より見られ、
日本でも奈良時代に仏像の羅髪(らほつ=巻き毛)の部分を
表現する際に用いられるなど、大変歴史のある伝統の刺繍技法です。

一粒一粒ループを作りながらくくっては留める…
その表現方法は多様で、連続させて線を繍う、
間隔をあけて面を表す、また面を繍い詰めるなど、
表情豊かに意匠を表現してくれる技法です。

キュッと玉留めを作り並べられる独特の技法は、
摩擦に強いという特性からその美しさだけでなく
実用性も兼ね備えた丈夫な刺繍表現として重宝されております。

さらりとしてしなやかな質感の絹地は、おだやかな薄黄色、
そのキャンバスにとび柄ながら
付下げの柄取りにて 陶片紋に草花模様や
有職紋をまるで砂糖菓子のような繊細な立体感を
もって縫い散りばめました。

ふっくらとした刺繍のふくらみは、絹糸の美しいツヤが
浮き立つような品格を漂わせます。

皇室のご用命を受けてお作りするという数多くの中から選ばれる、
現代を代表するようなトップブランド山口美術織物の一点。

この機会に
是非、ご検討くださいませ!

----山口静樹----
昭和21年 京都西陣織 織元 山口伊太郎の三男として生まれる。
昭和52年 紫恵織物株式会社 代表に就任。
昭和55年 父 山口伊太郎とともに唐織による「源氏絵巻」の復元に従事。
     打掛・能衣裳・几帳を製作。
平成9年  東京・霞ヶ関 旧華族会館における第一回紫雲会同人作品展に参加 
先染ちりめんと唐織によるきもの「唐錦御衣」を製作発表。
平成10年 京都・高台寺 土井における紫雲会同人会作品展に参加。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
生地幅36.5cm 裄69cm前後
断ち切り身丈176cm
丹後ちりめん

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる帯 袋帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏7,260円~+海外手縫い仕立て33,000円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+16,500円(税込)

※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
 堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(解手のし)


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