商品番号 1317915

●【誉田屋源兵衛】 麻世妙(まよたえ) 特選半衿 渦波涛/古代紫 ~現代に蘇った大麻布~

きもの通に圧倒的支持を誇る【帯匠誉田屋(こんだやげんべい)】。
たいへん希少な【麻世妙(まよたえ)】の生地を用いた半衿が入荷致しました!

麻世妙。お着物としてご覧になられた方もいらっしゃるかと思います。
本品はその麻世妙の生地に“渦波涛”の意匠が手染めされたひと品です。

麻素材を用いておりますため、季節を問わずオールシーズンでお使いいただけます。

~麻世妙の特徴~
本作品は、従来の麻着物とは違い、柔らかさや上品な光沢を帯びている。
経糸には絹糸を用い、緯糸に麻世妙の大麻糸を用いることにより、
100%大麻糸を使用した生地素材に比べより御召の着物に近く、
それでいてふわりとした柔らかさを生み出しております。
使えば使うほどに、肌に馴染むこの質感。
身体のシルエットに沿い、美しい着姿に。
一切の無駄を削ぎ落としたごまかしのない逸品です。

~大麻布の歴史~
今から遡ること約一万年前。日本列島には大麻が群生し、そこに住む人たちは大麻を生活の中で利用していた。
縄文時代創世期の遺跡から大麻の編み生地と縄、土器に付着した大麻の種が出土している。
それらは当時から大麻が生活用品・食品として幅広く用いられてきたことを示している。
また、大麻は「聖なる植物」でもあり、神道の祭祀では「おおぬさ」と称され、樹皮から採った皮を束ねて神に捧げられた。
今も聖域を囲む結界の麻紐や神殿に吊るす鈴の縄として使用される。
日常生活から神道儀式に至るまで、日本人のあらゆるシーンに欠かすことのできない素材だった大麻。
その繊維を編んで作った大麻布も、縄文の古来から現代に至るまで、他に類を見ない唯一無二の衣料素材だった。
「麻世妙(まよたえ)」は半世紀以上にわたり「忘れ去られた布」となっていた大麻布を今一度現代に甦らせたものである。

商品詳細

- 素材・サイズ

経糸/絹 緯糸/麻
長さ/110cm 幅/16cm

- おすすめTPO

◆季節 問いません(オールシーズン)
◆年代 問いません
◆TPO カジュアルシーンに
◆着物 小紋、紬、麻・上布、木綿きもの など

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