大変珍しい一品…素敵な創作品をご紹介いたします。
伝統的工芸品の本場信州伊那紬の京友禅手織り袋帯のご紹介です!
信州紬のひとつ「伊那紬」は信州の伊那谷で生まれた紬です。
信州は「蚕の国」「絹の国」と呼ばれるように古くから養蚕が盛んな土地。
野山には草木染めの原料となる草木が至るところに自生し、
豊かな色彩感覚とぬくもりある手織物がはぐくまれてきました。
その中でも、今回の帯を織り上げられた信州伊那谷、
長野県駒ヶ根市にある「久保田織染」さんは、
【手織機のみ】を数十台所有されている伊那紬随一の工房です。
一本織り上げるのにおよそ2週間。
吟味された玉糸、真綿からの手紡糸、希少な天蚕糸などを
1本1本丹精を込めて手織されております。
そうして出来上がった絹地。
しなやかで強く、シワになりにくい。
真綿のあたたかな心地を閉じ込めた独特の地風に、生地の柔らかさ。
信州のおおらかな自然の恵みをそのままに織り込んだかのような仕上がりです。
シックな黒を基調とした紬地には、存在感のある表情を魅せる「薔薇」の花模様。
キリッと白く浮かび上がる、味わい深い仕上がりの一条でございます。
都会のモダンな背景にも馴染みやすい、シンプルに凝った柄行が、
現代感覚のコーディネートにご活用いただけます。
お締めていただいても真綿特有の抜群の復元力がありますのでシワになりにくく、
その軽くしなやかな地風は、単衣にも十分にお愉しみいただきたく存じます。
逸品紬に合わせる紬帯をお探しの方に、ぜひお届けしたいお品です。
伊那紬の素晴らしい風合いをこの機会にぜひお楽しみ下さい。
絹100% 長さ4.4m~4.6m(お仕立て上がり時)
通産大臣指定伝統的工芸品の証紙、
信州伊那紬手織組合の証紙がついております。
久保田織染謹製 ※おすすめ帯芯:綿芯
◇全通柄
◆最適な着用時期 9月~5月(秋単衣から袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、街着、カジュアルなパーティーなど。
◆あわせる着物 色無地、小紋、御召、紬
長尺の帯ですので、長さをご指定下さい。
※ご指定のない場合は標準の長さで仕立て上がります。