素朴な風情を感じさせる優しい和姿…
桐生の和紙布を使った、シンプルな創作八寸名古屋帯のご紹介です。
現品限りでお値打ちにご紹介致しますのでどうぞお見逃しなくお願い致します!
桐生織(きりゅうおり)は、群馬県桐生市において特産とされる絹織物で、
『西の西陣、東の桐生』と言われ、高級品織物を中心に、
昭和初期までは日本の基幹産業として栄えてきた織物です。
今回ご紹介させて頂きますお品は、その桐生で和紙布を緯糸として用い、
織り上げられた風情豊かな八寸名古屋帯となっております。
群馬県桐生市の北の端、根本山を源とした桐生川の綺麗な水は
和紙作りにとても適していたため和紙の産地でもありました。
現在はたった一軒、星野増太郎氏のご家族によって桐生和紙が守り続けられています。
その丈夫で温かみのある和紙布を丹念に折り込んだ創作品、
それが、桐生和紙布もじり織です。
ハリのあるしっかりとした帯地は、通気性良く結びの良い1本、
横段に霞のように…波のように…
白を基調に、薄茶色と茶色で織りなされました。
上品に清涼感を出し涼やかにまとめ上げられた作品でございます。
そのしゃきっとしながらも、手で触れるとほっとする素材感溢れる帯地と、
出来る限りシンプルに表現された意匠が、粋ですっきりとした和姿を
演出してくれる事かと存じ上げます。
和紙布は、その美しさと強さの他、暖かさ、柔らかさ、鮮やかさなど、その風合いがとても魅力的です。
遊びに行く時にも、ちょっぴり贅沢なお食事をする時にも!
織のお着物やシンプルな小紋とあわせて。
また、袷にも単衣にもお役立て頂けるお品ですので、
幅広いコーディネートで和姿をお楽しみ頂ける事かと存じ上げます。
丁寧に創作された一品!
お手元で大切にお役立て頂けましたら幸いです!
経糸:絹100% 緯糸:和紙100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
高光織物工場謹製
全通柄
◆最適な着用時期 6月の単衣、盛夏(7月・8月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お稽古事、街着、カジュアルパーティーなど
◆あわせる着物 小紋、織のお着物など