商品番号 1315095

”セール本日最終!” 【半期決算】 【本場久米島紬】 特選手織り草木染紬 ≪御仕立て上がり・中古品≫ 「ブリブザーに十字絣」 良き時代を超えて… 目利きで必見価格! 身丈161 裄64.5

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。

◆中古品として仕入れてまいりましたが、
おおむね美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!


アンティークの良き久米島紬を、現品限り、目利きにてお値打ちにご紹介致します!

この絣糸の風合いや、黒茶色の無地場のまだらなお色味…
証紙はございませんが、紛れもなく久米島紬と判断しております。
昨今制作されているほっこりとした地風とは異なるので、
おそらく古き良き時代の作品なのでしょう。

お目に留まられました方は、是非お見逃しなく!


一反出来あがるまで約3ヶ月間、織りだけでも約1ヶ月―
久米島紬の特色は、分業しないこと。
意匠、糸括り、染料づくり、染め、織り、砧(きぬた)打ち…
すべての工程を一人の織り手さんがこなしていきます。

糸は真綿からひいた手紡ぎの糸、染料は島内で採れる草木、そして豊かな大地の恩恵、泥染め。
織り上げには、手投杼を用いて心を込めた手織りがなされます。

久米島には、政策的に紬織りを強制された歴史があります。
織物を貢納布として収める人頭税の時代、苦しい過重な税制によって、
皮肉にも織物の技術は飛躍的に向上したとも言われております。
老いた織り子が、自分の手を示しながら、織り方が下手だと言われて、
役人に鞭打たれたことをとつとつと語った時代。

貢納布の制度は200年以上続き、自由に生産ができるようになったのは、
明治の時代からですので、そう昔のことではありません。
化学染料による染め、機械による大量生産をかたくなに拒否。
草木染め・泥染め・手織りの「手仕事」を誇りにして一反、一反、
地道に織り上げられてきたのが久米島の紬なのです。

2004年、国の文化審議会文化財分科会にて、久米島紬を重要無形文化財に、
またその保持団体に「久米島紬保持団体」を認定するよう答申がありました。
その後無形文化財の指定要件として、以下4件が文部科学省から告示されました。

(1)糸は紬糸または引き糸を使用すること
(2)天然染料を使用すること
(3)絣糸は手括りであること
(4)手織りであること

今回ご紹介のお品は、こっくりと深みのある黒色を基調に織り上げられたひと品。
風合いはざっくりとしつつしなやかな手触り。
シックな落ち着きの柿渋色で織りなした、十字絣にブリブザーなどの伝統の絣模様。
あたたかみある感性が、しっかりと肌奥に伝わります。

久米島の黒泥を演出するグールと沖縄車輪梅(ティカチ)。
そのナチュラルな色合いを、存分にお楽しみいただけることでしょう。

今では本結城よりも手に入れることが難しいとされる久米島。
指定を受けてからさらに室町でもなかなか出会う機会が少なくなりました。

この度も一点限り、しかもお仕立て上がりで、
偶然ご紹介させていただくことができました大切な作品です。
織り手さんが心を込めて織り上げた最高の織物です。
どうぞ末永く大切にご愛用くださいませ。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈161cm(適応身長156cm~166cm) (4尺 2寸 5分)
裄丈64.5cm (1尺 7寸 0分) 袖巾32.5cm (8寸 5分)
袖丈47cm (1尺 2寸 4分)
前巾25cm (6寸 6分) 後巾30.5cm (8寸 0分)
※衿裏のホック、引き紐無し
◆八掛の色:金茶色

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 観劇、女子会、街着、ご趣味の集まりなど

◆あわせる帯 九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半幅帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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