商品番号 1315062

“クリアランス残り2日!” 【重要無形文化財・越後上布】 特選本麻八寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 憧れ夏の最高布… 雪国の努力の結晶!

売切れ、または販売期間が終了しました。

◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。

◆中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!


織物通の夏の憧れ…越後上布。
その希少性は、ご説明申し上げるまでもないことでしょう。
目利きの証紙無しにつきましてぐんとお値打ちに仕入れてまいりました!

この風合い…
上布ならではの軽やかさと涼感はお手にされればきっとお分かり頂けることでしょう。
お目に留まりましたら、どうかお見逃しなくお願い致します。
本当にお値打ちでございます!


1955年に小千谷縮とともに国の重要無形文化財第一号に指定された越後上布は、
2009年さらに、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
重要無形文化財指定技術使用、ユネスコ無形文化遺産登録、
稀少な手績み越後上布着尺をご紹介いたします。

重要無形文化財に指定される越後上布には、以下が定義付られております。

1、すべて苧麻を手績みした糸を使用すること。
2、絣模様を付ける場合は、手くびりによること。
3、いざり機で織ること。
4、しぼとりをする場合は、湯もみ、足ぶみによること。
5、さらしは、雪ざらしによること。

すべての条件をクリアしたまさに最高級、重要無形文化財指定技術使用の一品。
中でも格子や縞、無地よりも工程が多く、絣合わせを施した逸品でございます。

越後上布の素材である糸は、まず苧殻を抜き、
上布の原料となる皮の肉質をそぎ落として繊維だけを取り、
それを爪と指先で裂いてより合わせてつくる繊細な糸です。
お着物でしたら、約一反分の糸を績むのに3ヶ月はかかると言われております。

手績みの麻は、繊細な性質上、昔ながらの居座り機で丹念に織り上げられます。
糸が細くなればなるほど乾燥に弱くなるため、
暖房のほとんどない場所で作業は進み、雪の湿気だけが糸を守ります。
それを極寒の雪水ですすいで、糊を落として足踏みが済むと…
3月の陽気の良い日に、ご存知、雪上の雪晒しとなるのです。

越後上布は、出来上がるまでに気の遠くなるような時間と手間がかかります。
生産数が本当に少ない為、ほとんど市場には出ることはありません。

歴史は非常に古く、1200年前の奈良時代・天平年間に織られた麻布が、
今もなお、正倉院の宝物として保存されています。

「北越雪譜」の時代…
いかに機織りが上手にできるかが嫁入りの条件に数えられ、
一家の経済に影響したものでした。

上布、ならではの織りひとつひとつの風合い…
素材そのものの訴えてくるような力強さ。
麻の素材感ある生地は、ナチュラルなベージュを基調に細段が織りなされ、
お太鼓には藍に焦茶、濃墨色を配し格子の意匠が表されております。
えもいわれぬ深みと奥行きある表情に仕上がっております。

いつかは越後上布をとお探しのお方へ…
この機会に雪国の努力の結晶を、末永く、大切にご堪能ください。

商品詳細

- 素材・サイズ

麻100% 経、緯糸とも青芋の手積み
長さ約3.75m
お太鼓柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、行楽、お食事会、ショッピング、街着、ランチなど

◆あわせる着物 上布、織のお着物、小紋など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

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