商品番号 1312571

●【大蔵ざらえ】 【人間国宝 小宮康孝】 特選正絹江戸小紋 【仕・中古美品】「毛万筋・蘇芳香」 ※身丈153.4 裄64.4

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【裄丈のお直しについて】
≪最長裄丈≫ 裄丈67.4cm (1尺 7寸 8分) 袖巾32.9cm (8寸 7分)
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■中古品として仕入れてまいりましたが、大切に保存されていたのでしょう、
 着付けシワが少しございますが汚れなどはないおおむね美品でございます。

 お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!


伊勢型―
突き彫り、引き彫り(縞彫り)、道具彫り、錐彫り。
細密な表現ながら、機械では表現できない
『てしごと』故のまるみが感じられる、その表現。
その『てしごと』の極み、故人間国宝、小宮康孝氏の
型によって創作された、掘り出し品のご紹介でございます!!

ご存知、人間国宝、小宮康孝氏…
小宮氏は大正14年11月12日生まれ。
人間国宝であった父、小宮康助(こうすけ)氏について修業、古型紙の収集
研究によって、伝統的な小紋型の復元につとめ、江戸時代から伝わる技術を
研究、継承し、手仕事の染として現代まで伝わる基礎を作りあげられました。
昭和53年、父・康助氏についで重要無形文化財「江戸小紋」技術保持者
(人間国宝)に認定され、60年には第1回東京都文化賞を、63年には
紫綬褒章を受賞されております。

今回ご紹介させて頂きますのは、その名匠の特選品。
康孝氏のお品は日本橋三越本店・高島屋日本橋店さんなど、
決まったルートでだけで販売されておりましたので、めったと
出会うことのできないお品。
長い歴史の中で変化しながらも、常に人気のあった江戸小紋。

その江戸小紋のより良い型の研究や、染めの技術の向上などに取り組まれ、
重要無形文化財「江戸小紋」として、その業を極められたのが康孝氏の父で
あった人間国宝小宮康助氏です。
その技術は父から子へ…
今は人間国宝である小宮康孝氏にそれは受け継がれております。
康孝氏が手がける小紋柄は100種類以上。
「花鳥風月」「大根」「傘」「亀」「小桜」「煙草入れ」などなど…
どれもスマートで一分の狂いもないお柄ばかり。

今回ご紹介のお品は定番のお柄でございます。
さらりとした質感の極上の絹地。
お柄にはごくごくシンプルな
毛万筋が一面に表現されております。

また本品の八掛けには
点描にて 斧(よき)琴柱(こと)菊(きく)
「良き事聞く」の吉祥の柄が散らされました
(同じ生地で伊達襟もつけられています)

こういったお色、デザインのお品は帯あわせ次第で
ご年齢関係なくご愛用いただけることかと存じ上げます。

後世に伝えたい思い、後世に残したいその業。
お手元でご愛用頂ける一品となりましたら幸いでございます!

■□小宮康孝 受賞暦□■
大正14年台東区浅草生まれ
重要無形文化財保持者(人間国宝)
第一回東京都文化賞受賞
紫綬褒章受章
葛飾区伝統工芸士
勲四等旭日小綬章受章
名誉都民

商品詳細

- 素材・サイズ

■お仕立て上がり・中古美品(衿比翼付き)
■表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈153.4cm(適応身長148.4cm~158.4cm) (4尺 0寸 5分)
裄丈64.4cm (1尺 7寸 0分) 袖巾32.9cm (8寸 7分)
袖丈47.7cm (1尺 2寸 6分)
前巾23.4cm (6寸 2分) 後巾30.0cm (7寸 9分)

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事など
◆あわせる帯 袋帯、染の名古屋帯、織の名古屋帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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