ご存知、染の名門【 染の北川 】。
その染の北川の特選色留袖。
残念ながらすでに染の北川は2017年5月に廃業されたため
その創作品は市場に現存するもののみでございます…
これぞ、逸品!
晴れやかなお席やお慶びのお席に、
是非とも上質な色留袖を!
色留袖は、創作される数自体が減少傾向にあります。
何枚も必要のないお品でございますので、良いものを一枚、
と思われる方におすすめしたく思います。
五つ紋付きの色留袖。
黒留袖と同格で未婚女性も着られる祝い用の第一礼装。
三つ紋や一つ紋付きですと準礼装となり、披露宴だけの出席や
格式あるお茶会、パーティーなど、お召しいただける場が大変に広がります。
白生地に用いたのは、CHULTHAINo.6を用いた丹後の特選ちりめん地。
ゴールドシルクと同様、タイの蚕「ノンナイ」の繭よりつむいだ絹布です。
その自然な光沢は、繭糸にある真珠層によりうまれ、日本産の繭糸の30%以上も光沢に富み、
絹糸として世界一の光沢を作り出すと言われてます。
また、光沢だけでなく黄金色の糸を育み、伸縮力もあり、
弾力性の豊かな絹糸を作り出すのが特徴の貴重な蚕種でございます。
ノンナイは本来、糸の長さが日本の繭に比べ2割ほどしか紡ぎ出せない蚕でしたが、
日本の蚕と掛け合わせることによって、おきものにも使用できる絹糸となりました。
しかもCHULTHAINo.6に使用されているのは、ゴールドシルクの蚕よりさらに厳選し、
5世代も交配させた蚕の繭を生引きした糸。
これまでの糸とは次元のちがう水分を含んでおりますので、光沢はもとより染め付き、
手触りに至るまで、まさに「生の絹」というにふさわしい極みの布に仕上がっております。
手にすいつくかのようななめらかさと、程よい光沢。
その上質な生地をぜいたくに用いて、あえて地模様は施さず…
女性らしく、上品な薄梅鼠色に染めあげて。
お柄には統一されたお色使いに、
熨斗に四季花と琳派流水の意匠を描き出しました。
意匠がやわらかに広がり、上前にしっかりと施された金駒刺繍が高雅な
雰囲気を醸し出しております。
しっとりと趣きあるなかにも女性らしい麗しさを演出してくれる
お品かと存じ上げます。
結婚式のようなお席にも、自信を持ってお召しいただけることでしょう。
しっかりとした染めの仕上がりはもちろんのこと、意匠の素晴らしさ、
絹布の上質さは、必ずやご納得いただけることと存じます。
素敵な和姿を演出するアイテムとして。
是非ともお手元で、末永くご愛用くださいませ。
この機会に、大人の女性としてのこしらえにしていただけば幸いです!
絹100%
たちきり身丈185cm 内巾36.5cm(裄69cm前後まで)
※残念ながら2017年にお店を閉められた為
「染の北川」の作品が新たにつくられることはございません。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、お付き添い、パーティー、
お茶席、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる帯 袋帯、フォーマル向けのデザインの綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立てご希望の場合、
[ 比翼仕立て ]
解手のし5,500円+※胴裏7,260円~+比翼16,500円+抜き紋3つ19,800円(紋合わせ込)+お仕立代39,600円(全て税込)で承ります。
・海外手縫い価格です。国内手縫いは、+42,900円(税込)で承ります。
[ 訪問着仕立て ]
解手のし5,500円+※胴裏7,260円~+抜き紋1つ又は縫い紋1つ11,800円~14,300円(紋合わせ込)+お仕立代33,000円(全て税込)で承ります。
・海外手縫い価格です。国内手縫いは、+16,500円(税込)で承ります。
※お仕立て上がりまでの期間は、通常約50日です。
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。