●【某有名織元】 特選本藍染西陣織袋帯 ～天然灰汁醗酵建本藍染～ 「近東唐花文」 冴える美しき“藍”の色彩！ 洗練された気品…上質な一条！

いつかはひとつ…。
そうお考えの方も多いことでしょう。

今回ご紹介のお品は、国選定・藍製造技術無形文化財保持者の佐藤昭人氏の造る、
「天然藍染料・すくも」を用い染め上げた、
本物の天然阿波藍染めの袋帯でございます！

藍染ファンにとっては垂涎のひと品！
是非この機会にお手元で存分にお楽しみ下さいませ！

日本の色といえば、藍。
万葉の昔から日々の暮らしの中に息づいてきた本藍染は、
人々にとって欠かせない衣服の染地でした。

大自然から生まれた本藍染は殺菌効果や防虫効果に優れ、
又、漢方薬としても重用されたと言われています。

時を刻むごとに更なる輝きを増すその青々とした美しさは、
生命ある藍だからこそでしょう。
化学染料には無い、冴えざえとした色の感動を伝えてくれます。

正当な日本文化を受け継いだ藍染だけが「正藍染・本藍染」と呼ばれます。
天然灰汁発酵建てで化学染料を一切使わない、人と環境にやさしく寄り添う染料…。

美しき藍をお背中に背負う…。
まさに藍の魅力を堪能できる一条。

しなやかに織り上げられた、シックな黒橡色の帯地。
その上に繊細な濃淡で織り上げられた、「近東唐花文」と銘うたれたお柄。

深い地色に凛と冴える藍で染め上げた絹糸の色彩。
まとまりがあり、味わい深い面持ちの一条に仕上がっております。

美しく発色する“藍”のお色。
どこまでも透き通った海。
光が届くか届かないかの深淵を漂うかのごとく…
見れば見るほどに吸い込まれてしまいそうなお品。

日本の、藍は歳月を経て、藍より青い美しい色となります。
出藍の誉れの言葉のごとく、元の藍より青くなる本物の藍。
日本美の源流ともいえる「藍」を感じ取ってください。

永くお手元にてご愛用いただける一条となりましたら、
幸いでございます。