白生地メーカー寿光織の大変珍しいお品を仕入れてまいりました!
絹の彫刻、一刀彫。
「一刀彫」とは、独自の三重織りの生地をベースに、
図柄の部分の表面を彫刻刀を使って、
彫って浮き立たせ、その部分が立体的に濃く見えるように施された技法のこと。
まさに熟練の職人のなせる技。
他にはない美しい表情のお品でございます。
上質な素材ですので、コートや羽織にもどうぞ。
お目に留まりましたら、どうぞご検討くださいませ。
寿光織は、丹後ちりめん白生地メーカーの中でも
伝統・品質ともにトップに位置するブランド品です。
創業は、江戸時代の寛政8年(1796年)で、
4度に渡って皇室への献上品を創り出している老舗機屋です。
そしてシルク地に刃をあててお柄をおこす…
特殊な刀で直接生地にお柄を彫り上げてゆく技法、一刀彫。
もちろんのこと用いる生地には大変な強度が求められ、また彫り上げた白生地に練をかけて、引染めでお色を染め上げるという独特の創作性が特徴です。
裏面に刃が突き抜けないように、細心の注意を払ってカットされる経糸。
彫り上げられた部分は、ビロードのような手触りになります
しなやかな手触りが心地よい厚みのある絹地。
その絹地をシックな黒から藍色を基調に暈し染めて…
お柄には風雅な雪輪の意匠を表現いたしました。
統一されたお色味、さり気なく配されたお柄。
大人女性の和姿を、しっとりと雅に彩ります。
お召しになるごとに味わいが深まってゆく、感性の世界。
ぜひともお手元でご愛用いただきたい逸品です。
どうぞこの機会をお見逃しのないようお願いいたします。
絹100%
長さ約13m 内巾約38cm(裄最長約72cm)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,320円+※胴裏7,260円~+八掛12,650円+海外手縫い仕立て26,400円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+12,100円(税込)