希少な一枚を仕入れて参りました。
確かな加工に定評のある万葉染織のムガシルク訪問着をご紹介致します。
中々ご紹介のできないお品かと存じますので、
この機会をどうぞお見逃しなくお願い致します。
古来インドマハラジャの婚礼衣装など、
大変貴重な特産物として古くよりごく一部の人々の間で使用されてきた、
まさに、王様の布―
インド、アッサム地方でしかとれない、天然野蚕糸から引いた生糸の、
絹本来の独特の感触。ムガ蚕と呼ばれる野生の蚕はソムという樹の葉を食します。
この葉の成分と、日照時間が長く雨の多いアッサム地方の気候が、
黄金色の糸を作り出すといわれています。
きものを長く着てきた方々がこの黄金絹を選ぶ理由は、軽く暖かいこと。
糸は日本の従来の糸の8分の1という細さで、
手引きという大変手間のかかる方法でしか紡げない大変細い糸。
その為今までのシルクには無い軽さが魅力的で時には
「羽衣」と表現される事もあります。
シャリ感に富む地風は今までの常識をくつがえすほどしなやかで、
ふわりと肌に乗る感触、すっと溶け込むような美しい光沢は思わず微笑がわきます。
内から発光するような自然の輝き―
品良い生成り色の地。
節感のあるその地に確かな友禅の技をもって
発色のよい更紗唐花の意匠が染め描かれました。
鮮やか色彩に銀彩のモダンな彩りで、
奥行のあるおしゃれなムードをかもし出します。
羽衣のような生地感、肌に軽い着心地は、
一度袖を通されるとやみつきになることでしょう。
ご年齢や流行に左右されることなくお召しいただけます。
ざっくりとした風合いの名古屋帯を合わせてカジュアルに。
やわらかな染め帯を合わせて優しい風情で。
また洒落袋帯を合わせて、上品に格調高くお召しいただけます。
大人のおしゃれ紬訪問着をお探しの方、
間違いなくお値打ちのこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
絹100%
たちきり身丈178cm 内巾約38cm(裄最長約72cm)
インドオリッサ州原産のインドシルク原産地証明書が付いております。
※八掛なし
◆最適な着用時期 9月~翌年6月の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解地入れ6,050円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て33,000円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+16,500円(税込)