商品番号 1298949

●【本決算】 【本場奄美大島紬】 古代染色純泥染 <7マルキ式一元絣> 「蒼龍郷柄」 再注目される奄美大島の伝統柄… 人気の一点、入荷しました!


伝統を受け継ぐ…本場奄美大島の龍郷柄。
古き良き伝統の絣柄は、最近では着物雑誌でも多数取り上げられたりと、
今改めて注目されているようでございます。

今では製作数は大変少なく、鹿児島県大島郡龍郷町で織り手さんがこつこつと織り上げられておりますので、
京都・室町の問屋でも多くをお見かけいたしません。
今回ご紹介のお品は、そんな奄美伝統の「龍郷柄」に彩りを加えた、
話題を誘う素敵な大島紬です。


奄美を代表する幾何学の意匠は、自生する蘇鉄の葉とハブの鱗を意匠化したもので、
そのキリリとしたデザインは、伝統柄として今もなお根強いファンがいらっしゃいます。

ご存知のように大島紬は完成までに二度織られます。
一度目の締め機は、大島紬独特の精密な絣模様をつけるため。
上下の綿糸によってギュッと締められた部分は防染されて染料が入り込まず、
その染まらない部分が絣になります。

絣模様をくっきりと作るためには、大変な力で締めつけ織り込まなければならず、
昔からこの締め機は男性の仕事とされてきました。

それでも、図案に合わせて締め機にかける糸を調節、確実に、
数mm単位の狂いもなく締め込んでいくというのは、大変に緻密で根気がいる仕事。
ここで間違いが起こると絣模様ができなくなってしまうため、
力があるというだけではできない難しい仕事です。

その素晴らしい絹糸は…
高機による手織りで、一糸一糸心を込めて織り上げられております。

一反を生み出すのにのに、シンプルな柄のものでも一ヶ月。
凝った柄行のものでしたら、数ヶ月の月日を要します。
数センチ織り上げては経糸をゆるめ、一本一本針で絣をあわせていく。
本当に気の遠くなるような仕事です。
一ミリのズレも許されません。

ご覧いただけますでしょうか。
深い深い泥染の黒…。
その中に感じる、シックな焦茶色味は絣締の段階に手を加え
さらに濃淡のように感じさせる変化締めによるもの。

龍郷の菱の中心に、そっと蒼の彩りを加えた素敵な面持ちの一枚です。
もとは郷愁を誘う明治のお柄でありながら、かえって新鮮、かつモダン。
渋いお色味の大島だからこそ味わえる、大人な風情が大変魅力的です。

現在ではほとんど織り上げられていないタイプの創作品かと思います。
シャッシャッという大島特有の絹鳴り、さらりと肌に軽い着心地の良さ…
一度お袖を通されますと、きっとやみつきになることでしょう。

特別仕入れにて、
どうぞお見逃しございませんようにお願いいたします。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約12.5m 内巾36.5cm(裄丈69cmまで)
経済産業大臣指定「本場大島紬」の証紙、
古代染色純泥染めの証紙、本場奄美大島紬協同組合の証がついております。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に)

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。

◆着用シーン 街着、お食事、ショッピング、行楽、パーティーなどに。

◆あわせる帯 洒落ものの袋帯、名古屋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て

お仕立て料金はこちら
地入れ2,750円+※胴裏7,260円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て26,400円(全て税込)
※国内手縫い仕立て
「大島紬・結城紬」+23,100円(税込)「左記以外の紬」+12,100円(税込)

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(地入れ)


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