“お召しいただくこと”に重きを置いて、カワイイものからカッコイイものまで幅広く、一枚の絹布に描き込めて。
東京友禅作家・町田久美子氏のこだわりの一条をご紹介いたします。
女性らしい着眼点でもって、豊かな感性を込めて制作されたお品でございます。
弊社サイトでも初めてのご紹介でございます。
お目にとまりましたら、まずはじっくりとご覧くださいませ。
町田氏は幼い頃から友禅作家を志し、東京染色美術学校に進まれました。
その後、長澤龍二氏の工房で10年間学ばれ、2009年に独立し「Machida Kumiko~手描友禅工房~」を設立されました。
全国の染織展でいくつもの賞を受賞し、百貨店や展示会などで精力的に活動されております。
東京友禅は三大友禅の一つとして数えられております。
江戸友禅とも言われ、江戸好みの抑えた色彩とすっきりとしたお柄付けが特徴となっております。
その伝統を踏襲しながらも、個性豊かに大胆に。
そして繊細で、洗練された面持ちの町田氏の作品たちは、
多くのお着物ファンの方に愛されております。
今回ご紹介のお品は「 ざくろのリース 」と銘打たれたお品でございます。
さらりと心地よい唐花菱繋の地文様が浮かぶ帯地。
その帯地を穏やかな淡い雄黄色で染め上げて。
お太鼓に繊細な円のお柄を背景に、写実的な要素も含んだざくろのお柄が重ねられて。
縁に施された金彩の上品な煌めきがアクセントに帯地に華やぎを醸し出します。
すっきりとしてモダン。
かつ優しさ漂う洒落た面持ちの作品でございます。
一条お持ちいただければコーディネートの幅もぐんと広がることと存じます。
ぜひこの機会にご検討いただけましたら幸いでございます。
お気に入りの一条として。
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄(手先無地)
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃(オススメは秋頃です)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、女子会、街着、ランチなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、御召、紬、織のお着物など
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,750円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。