●【GW限定】 【創業450余年　千總】 特撰本手加工京友禅訪問着 ≪御仕立て上がり・中古品≫ 憧れの千總！ 重口加工が訳ありお値打ち価格！ 身丈160　裄69

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫　現状寸法が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

◆新古品・中古品は現品限りですので売り切れ次第終了となります。

◆中古品として仕入れてまいりました。写真のように金彩部分の変色が随所に見受けられます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ！
（矢印の幅は1mです）


ひと目でその染めの美しさに引き込まれてしまいます。
別格の友禅美。
他には真似できな繊細な表現と、奥ゆかしさ。
日本の友禅の歴史を代表する【千總】が手掛けた作品です。

憧れのハイクラス品を訳ありのお値打ち価格にてお届け致します。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく！


今を遡ること460年あまり。
西暦1555年(弘治元年)、千切屋西村家が京都三条烏丸西入御倉町の地に織物業を始めたことをもって千總の創業とされております。
もともと千總の先祖は藤原氏の出で、奈良興福寺の一乗院に関係が深く、春日大社の若宮祭に『千切花』(ちぎりばな)と呼ぶ供花を捧げるのを慣例としていました。

京都に移ったのは、平安遷都に際し都城造営の仕事を命ぜられたからだといいます。
この宮大工のときに『千切屋』の屋号を賜り、そして織物業の創業にあたり千切屋總左衛門の名から『千總』と名付けたのでした。
その後、江戸の中期にかけて友禅染めが大流行し、千總も御所や宮家の御用をはじめとして友禅小袖を手がけ、その優秀な技術と感覚が賞賛を得ました。
昭和33年には皇太子様御成婚のための美智子様調度品の御用命を受ける等、現在に至るまで 「千總の友禅」は多くの人々に憧れの存在となっております。

今回ご紹介いたしますのは流行色やデザインだけを追いかけるのではなく不易流行の「美しさ」を求めて製作されたお品です。
時代を越えて人々の心に響く、優美な華やぎをご堪能下さいませ。

しっとりと、まるで水分を含んでいるかのような滑らかな織り上がり。
肌上をするんと滑る上質な絹地。
その地をふうわり柔らかな白香色に染め上げて。

お柄にはふうわりと麗しい花々を優彩で染め上げました。
絹地の奥底から滲み出すような瑞々しい染め色に心打たれて。
金彩でそっと込められた輪郭が柔らかな光沢を浮かべております。
上前の一部には金駒刺繍が煌めいて。

まさに唯一の美しさ。
たおやかな筆致と染め色からは眩いほどの生命力が感じられます。
ひと目出周囲の目を虜にし、誰しもがため息をつくことでしょう。

なにより、天皇家の調度品をも調えられる『千總』。
手がけられる作品の数々は芸術の域に達しています。
一点一点、京友禅に関わる職人が心血を注いで染めあげたお品ですので、母から娘へと世代を越えて末長く大切にしていただける方にお届けいたします。

一目見てその上質さをご理解いただけることと思います。
お嬢様のお嫁入り道具、ご準備、レセプションやパーティ、様々な社交場に御召くださいませ。

お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。