●【最終4日間限定】 【日本工芸会正会員　萩原いづみ】 高級本糸目手描き友禅紬九寸名古屋帯 山田貢氏の実子！ 信念を貫く強さと美しさ…

師であり父でもある、人間国宝・山田貢氏に師事しその薫陶を受け、
糸目糊彩色の友禅手法を受け継がれた、日本工芸会正会員・萩原いづみ氏の九寸帯のご紹介でございます！
滅多とご紹介の無い希少な作品でございますので、御目に留まりましたら是非またお見逃しなく！


糸目糊は真糊にこだわり、
糯糊糸目友禅の技法一本で制作を続けている萩原いづみ氏。
人間国宝・山田貢氏の次女として生まれ、あの友禅染の第一人者・中村勝馬氏からも技術を学ばれております。

制作はすべて一貫作業を信念として、
下絵付→糊置き→色差し→蒸し→地染め→水元まで、総て一人で製作されております。
防染の役割を果たす糊置きのラインを敢えてデザインとして取り込む独自の技法を使い、
女性ならではの感性で、父・山田貢氏の作風とは趣を異にした繊細で力強い独自の作風が魅力でございます。

しっとりとハリ感のある軽やかな紬地。
穏やかな抹茶色に染め上げ、感性豊かな構図で創作性溢れる風車の意匠を染め上げました。
思わず時を忘れるほどの、研ぎ澄まされた感性の世界。
さすがは萩原氏の表現力…。

のびやかな中にも調和のとれた色彩を、
おしゃれな和姿にお加え頂きたく存じます。

末永くお召しいただけることでしょう。
まさにしとやかな友禅美がしっかりと感じられる洒落帯です。

いつまでも支持される最高の意匠美。
母から娘へと代々受け継ぎ、末長く大切にご愛用していただきたい作品です。
どのような場所に出ても見劣りしないすばらしいおしゃれを演出いたします。

卓越された美のかたちをどうぞ末永く、大切にご堪能くださいませ。
受け継いでいっていただくひと品として、心を込めて、お届けいたします。



■萩原いづみプロフィール

1947年　誕生
1979年　友禅の道へ入る
師であり、父、人間国宝　山田貢(友禅の国指定重要無形文化財保持者)に師事
1982年　日本伝統工芸展 初入選
1987年　社団法人 日本工芸会 正会員認定
1990年　人間国宝作家師弟展(上野 松坂屋)
1991年　日本きもの染織工芸展(新人染織展)ドイツ展(ドイツ ハイデルベルグ市)
1993年　多摩・女性美術101くにたち展(東京都国立市主催)
1994年　国庫補助による重要無形文化財「友禅」伝承者育成研修会
【講師 山田貢】助手として参加(1994～1995の2年間)
1997年　伝統工芸新作展 鑑査委員
2000年　日本伝統工芸 染織展 鑑査委員
2003年　人間国宝 山田貢展に師弟展として出品(シルク博物館)
2005年　工芸の華「友禅の美」展 (長崎県 北野カルチュラルセンター)
2007年　展開する友禅 五人展(東京銀座 和光)
2009年　日本伝統工芸東日本支部展 鑑査委員
　　　　第56回 日本伝統工芸展 鑑査委員
2013年　「－美しい日本の絹一友禅」(シルク博物館)
神宮美術館開館20周年記念特別展「日本の原風景」(神宮美術館)
2014年　神宮美術館企画展「美の創造者たち」(式年遷宮記念、神宮美術館)

現在 公益社団法人、日本工芸会正会員