商品番号:1554826
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
涼やかな風を感じる意匠美と、繊細な織の妙味。
正統派の古典柄から、洒落たお柄まで…
ハイセンスな夏物を多く創作されております
西陣、姫野織物より、涼感の中にも芯のある意志を感じさせる
特選袋帯のご紹介です。
古典文様を静かにたたえながら、
夏のきもの姿に上質な格を添える装い。
透ける地の軽やかさと、意匠の奥深さが見事に共鳴しています。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
穏やかな藤色を基調とした、ハリのある帯地。
意匠には流水に波濤、杜若が織りなされました。
金銀糸の繊細な輝きが、涼感を帯びたグラデーションの中に奥行きを与え、
植物文と自然文が交互に響き合う構成が、静と動を併せ持つ趣きを醸し出します。
格式ある場にもふさわしく、品格と季節感を兼ね備えた一本。
夏の盛装に清らかな風を添える、永く愛用したいひと品です。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸繊維除く)
長さ約4.35m (お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No555 姫野織物謹製
おすすめ帯芯:夏用綿芯
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 式典、パーティー、お付き添い、お茶席、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など