商品番号:1554824
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
暑さの中にも涼やかな美を装いたい…
そんなお着物通の方に寄り添うひと品。
250年以上も続く超有名老舗帯屋さんから独立して、
独自の新たな帯を創作されている名機屋、『織紫苑』より
特選袋帯のご紹介です。
織紫苑ならではの繊細で洗練された織の技が、夏帯の涼感と格調を見事に両立。
透け感を愉しむ夏の装いに、品格ある煌めきを添えてくれます。
軽やかでありながら、視線を惹きつける存在感を…
どうぞご堪能下さいませ。
【 お色柄 】
さらり…涼味あふれる帯地はしっとりと落ち着いた気品香る灰桜色。
ふうわり、やわらかく美しく透ける帯地は、しなやかでいて、
ハリと夏物独特のシャリを感じさせる絶妙な仕上がり。
お柄には金銀の箔糸を巧みに織り交ぜ、菱に唐花文が格子状に浮かび上がります。
涼やかな紗織地の上に浮かぶ文様は、まるで風に揺れる光の結晶のよう。
緻密でありながらふわりと軽やか、見る角度によって輝きを変える繊細な意匠です。
涼感と華やかさを求める大人の装いに、気品と涼やかさを添えてくれる夏の名品。
洗練された佇まいで、着る人の美意識をさりげなく語ります。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸繊維除く)
長さ約4.35m (お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.2530 織紫苑謹製
おすすめの帯芯:夏用綿芯
本袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など