商品番号:1554764
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【 仕入れ担当 中村より 】
故人間国宝羽田登喜男氏を父にもつ、
羽田登の図柄を一条の帯に織り上げた…
素晴らしい意匠の1点をご紹介します。
人間国宝の審美眼を受け継いで…
加賀友禅と京友禅を融合させ至高の美を極めた、
人間国宝 羽田登喜男氏を父に持つ羽田登氏。
登氏は父であり師である登喜男氏から常々「自分の友禅を描け」と言われてきたそうです。
あまりにも偉大で独自の世界を持つ父登喜男氏。
その二代目としての責任は並大抵ではないと想像できます。
登氏が自分の友禅として目指している物。
それは「独自の具象の世界」。
数々の賞を受賞した登氏ですが、 それに満足する事なく、
伝統的な友禅の世界で新しい物造りに挑戦し続けられています。
今回ご紹介させていただく図柄も氏の独自の世界観を良く現しています。
現品限りのお値段でご紹介させていただきます。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 色柄 】
モダンながらも優美さがかもしだされるリズミカルな意匠。
「古都静寂文」と題された本品は
清雅な銀と黒色に織り分けた、
アート性豊かで独特のセンスが光るひと品に仕上がっております。
やわらかなお色使い、その空間性。
京友禅の豊かな表現を見事に写し取った羽田登喜男氏の作品を、
ぜひお手元でご照覧くださいませ。
【 羽田登喜男 プロフィール 】
明治44年(1911):1月14日金沢市生まれ。
大正14年(1925):金沢で友禅師南野耕月に入門。
昭和06年(1931):京都で曲子光峰に師事。
昭和12年(1937):京都で独立。日本伝統工芸展を中心に活躍。
昭和51年(1976):第23回日本伝統工芸展東京都教育委員会賞、藍綬褒章。
昭和53年(1978):京都府美術工芸功労者。
昭和57年(1982):勲四等瑞宝章。京都府在住。
昭和61年(1986):府民を代表して京都府より故 英国王室ダイアナ皇太子妃へ贈られ
た京友禅本振袖を制作。
昭和63年(1988):重要無形文化財保持者「人間国宝」の認定を受ける。
平成02年(1990):京都府文化功労賞特別賞受賞
【 西陣まいづるについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.29
1907年(明治40年)創業
江戸時代に「松屋」の屋号で禁裏御所
(京都御所)の出入りを許された商家。
江戸時代中期に松屋儀兵衛が近江の国
(現在の滋賀県)より京都に出て、
呉服商を営みはじめたのが始まり。
江戸時代後期には高島屋や大丸と共に
京都の名店としての地位を確立した。
後、松屋七代目・舞鶴正七が西陣の地で
織元として新たに創業。
美しく魅力的な織物を作り続ける事、
世間から必要とされる織物を作り続ける事、
時代の変化に対応した織物を続けていく事を
モットーにものづくりをしている機屋。
主なブランドラインにゴブラン紹巴、
三眠蚕、耀虹螺鈿、琴糸織などの
シリーズがある。
絹90% 金属糸風10%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.29 西陣まいづる謹製
おすすめの帯芯:綿芯
六通柄
袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、入卒式、七五三、パーティー、観劇、音楽鑑賞 など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ 色無地 など