商品番号:1554654
【 仕入れ担当 田渕より 】
重要無形文化財指定「宮古上布」。
その類稀なる織物を生み出した宮古島の織物の一つ、
「宮古麻織」を仕入れて参りました。
夏の日射しになんとも涼やかな、憧れの琉球麻の織物。
宮古島の海や空の下、織り上げられた美しい作品でございます。
鮮やかな彩り、シンプルなお柄と苧麻糸の風合いを…
どうぞお手元でご堪能下さいませ。
【 お色柄 】
芋麻の心地良いハリの中にも手にしなやかさを感じさせる
しっかりとした織り口。
麻の強いハリともまた少し異なり、
体に沿いながらもすっと心地よい風がとおり抜けるような、すっきりとした風合いです。
美しい宮古ブルーの海を思わせる彩りで
ヤシラミ格子が織りだされております。
涼やかな透け感に目を惹く和姿で、ハイグレードな夏の装いを叶えます。
琉球の情緒を感じさせながらもモダンな表情の仕上がり。
民芸的なデザインから現代風な帯まで、さまざまにお楽しみいただけることでしょう。
夏の普段のさりげない装いにこだわりの上質な麻きもの。
まるで風を身にまとうように、肌にさらりとすべる軽い麻の着心地を
お楽しみいただければ幸いでございます。
【 宮古麻織について 】
宮古には、「宮古織り」「宮古麻織」「宮古苧麻布」「宮古上布」があります。
生地端に名前が織り込まれますが、それぞれ素材が異なってまいります。
「宮古織り」 → 経糸:木綿 緯糸:ラミー(縞模様中心)
「宮古麻織」 → 経・緯糸:ラミー(縞模様中心)
「宮古苧麻布」 → 経糸:ラミー 緯糸:手績み苧麻糸(ブー)
「宮古上布」 → 経・緯糸:手績み苧麻糸(ブー)100%
上記のように宮古上布は経緯が手績みの苧麻糸ですが、宮古麻織は経緯に苧麻のラミー糸を使用しています。
重要無化文化財の宮古上布とは違いますが、苧麻ならではの、肌に軽い、風が抜ける心地をお楽しみいただけます。
苧麻100%
長さ約13m 内巾39cm (最長裄丈約74cmまで 最長袖巾肩巾37cmまで)
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、音楽鑑賞、お食事、お出かけ、街歩き、ご趣味の集まりなど
◆合わせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
特殊地入れ11,000円+麻衿裏6,600円+国内手縫い縫製46,200円(全て税込)
※国内縫製のみの取り扱いとなります。
※背縫いは袋縫い(背伏せなし)となります。
※縫い糸は縮みを考慮し、絹糸ではなくポリエステル糸での縫製となります。