商品番号:1552497
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
幻想的な絞り染が、優美に浮かび上がる…
100年以上の歴史を持つ、京の染色工芸を代表する小倉五代目、
日本工芸会正会員・小倉淳史氏による
塩瀬地の九寸名古屋帯をご紹介いたします。
氏の作品に共通するのは、
伝統的な意匠の中に潜む柔らかな抒情性と、
モダンな感性の絶妙な融合。
この一条にも、色と形の対話が生む美が息づいています。
シックな良色の作品に出会えましたので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
さらりとした塩瀬地をシックな黒色に染め上げ、
お柄には松皮菱の枠取りに
幻想的な辻ヶ花が描き出されて…
枠取りの上を光沢をおさえた金彩でなぞり、
センス良き差し色として配されております。
柔らかな凹凸が陰影を生み、全体に品格と奥行きを与え、
高い技巧が見てとれ、着姿に華やぎと落ち着きを両立させてくれるでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
※お届け前にプレス加工をサービスしますので
お届けに10日ほどお日にちを頂戴します。
【 小倉淳史について 】
小倉淳史氏の父、小倉建亮は小倉家の四代目として友禅染を学び、
独自の作風を完成させる為に義母の実家で絞り染を学び、
遂に「絞り染の小倉」、「辻が花の建亮」として名をなしました。
小倉淳史氏は建亮氏の長男でいらっしゃいます。
1946年 京都に生まれる。
1973年 第10回伝統工芸染織展に初入選その後入選、入賞多。
1984年 NHKの依頼で、国友家の家康小袖を復元。
1988年 NHKの依頼で、徳川美術館の家康小袖二領を復元。
1999年 京都国立博物館の依頼で辻ケ花小袖を再現。
これまでに、東京・大阪・京都・パリで作品展を開催。
今年秋にはドイツにて作品展を予定。
現在、日本工芸会正会員。
絹100% 長さ約3.65m
柄付け:お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷の季節
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、音楽鑑賞、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。