商品番号:1550531
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
刺繍の表現は流石というレベル。
ベトナム刺繍をベースに、オープンワーク(スワトウ)を用い、
装飾的で美しいお柄を表現したドレッシーな特選袋帯のご紹介です。
織、縫い、金彩と様々な素材、技法で上質な袋帯を
創作されておられる名工房のお品。
明るい彩り、古今東西問わずのハイセンスなデザインの
作品が多く、本品も印象的かつ目を惹きつけられる
仕上がりでございます。
【 お色柄 】
よろけ織のような織の表情が浮き沈みする、
凛とした黒の帯地に、ベトナム刺繍と汕頭(スワトウ)、
金、銀駒刺繍にて、装飾的なレースのような唐華が
お太鼓柄であしらわれております。
合わせられるお着物も、古典というよりは
洋のモチーフにあたる、唐花や更紗、胡蝶蘭などの
洋花のデザインにあわせていただきますとマスト。
色数をおさえておりますのと、お太鼓柄という
洗練されたお柄付で、スマートな帯姿をお楽しみ
いただけることかと存じ上げます。
特に同じ刺繍技法でお柄が表現された
お着物とコーディネートいただきますと
贅沢な帯姿をご堪能いただけることでしょう。
【 汕頭(スワトウ)刺繍について 】
相良(さがら)、蘇州(そしゅう)に並ぶ
中国三大刺繍のうちの一つ。
中国の広東省東部にある汕頭地方で
受け継がれてきた刺繍技術。
キリスト教の宣教師たちがヨーロッパの感性と
技法を汕頭に伝えたのがはじまりである。
隙間を開けて飾り糸を施すことから「絹の彫刻」
とも呼ばれ、生地を直接はさみで切り、糸を
引き抜くため、失敗が許されず、職人にとって
集中力が求められる刺繍技法。
主に二種類の方法があり、
抽綉(ツオシュウ):織り上がった生地の経糸、
横糸を数本引き、空間を開け飾り糸を通す技法
拉綉(ラシュウ):抽綉と同様に、生地の両サイドに
はさみを入れ、糸を引き抜くが抽綉ほど糸は引かず、
飾り糸を施す段階で空間を広げる技法
いずれも生地が丈夫でなければ行うことができず、
生産数は少ない。
絹100%・金属糸風繊維除く
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを4.5mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約4.35mで仕立て上がります。
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 9月の単衣から翌6月までの単衣、袷(あわせ)の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる着物 訪問着、付下、色無地 など
長尺の帯ですので、長さをご指定下さい。
※ご指定のない場合は標準の長さで仕立て上がります。