商品番号:1549900
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
圧巻の全面バラ柄が咲き誇る、
視覚に訴えるような密集感と色彩が際立つ、まさにインパクト系ラグジュアリー帯とも言える一条!
アートピースのような華やぎを、和の装いに。
まるで花束をそのまま織り上げたかのような贅沢な意匠は、
西陣の技術力の高さと、デザインに対する挑戦心が見て取れる作品です。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
しっとりしなやかな地風。
お柄には一面に咲き詰められた真紅の薔薇を織りなしました。
写実的な花弁の陰影は糸の濃淡や織の立体感で巧みに表現されており、
まるで写真を見ているかのようなリアリズム。
花の輪郭には細く黒を効かせて陰影を強調し、
一部に金糸を配置することで赤の世界に深みを与えています。
構図は上下左右に限りなく拡張されるような構成で、帯を締めたときのインパクトは絶大です。
華やかでは足りない圧倒的な存在感を放ち、
記憶に残る着姿へと導く唯一無二の一条です。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ4.4m(お仕立て上がり時)
おすすめ帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、レセプション、音楽鑑賞、観劇、お食事、趣味のお集りなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、御召など
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