商品番号:1549825
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
触れればきゅっと絹鳴りのする、極上のしなやかさを誇る風合い。
ビビッドな彩りとモール糸をアクセントにした
洒落感あふれるデザイン…
270年以上の歴史を有する有名老舗帯屋さんから独立して、
独自の新境地を開いた名機屋、織紫苑。
その名機屋から生まれ、結実したものが今回ご紹介するお品です。
抜群の機能美とハイセンスな意匠美を
お手元でご堪能くださいませ!
【 お色柄 】
深みある濃紫色をベースにさり気なく金糸が織り込まれた帯地。
そこに、鮮やかなモール糸による四角形がアクセントとして織り込まれ、黄色・ターコイズ・深緑がリズムよく配置されています。
柄の境界はあえてかすれたような処理が施され、柔らかくアート的な印象に。
織の質感はしっかりと厚みがありながら、軽やかさもありモール特有の立体感が豊かな陰影を生み出しています。
個性が際立ちつつも、知的で上品。
着姿をキャンバスに変えるような、唯一無二の袋帯です。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.2530 織紫苑謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせるお着物 洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織の着物など
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