商品番号:1549358
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
落ち着いた彩りの染と汕頭(スワトウ)などの
刺繍にて古典柄をあしらった特選の訪問着のご紹介です。
染の加工に刺繍加工が重ねられておりますので、
奥行きを感じさせる仕上がりとなっており、
パーティーや観劇などのお席に個性と華やぎを
感じさせるスタイルをお楽しみ頂けることでしょう。
【 お色柄 】
さらりとした質感の縮緬地を灰水色と鼠色で
染め分け、地色に調和する抑えた彩りの染と
汕頭(スワトウ)をメインにした刺繍にて
波濤に花などをそえた茶屋辻をあしらった
中洲のようなデザインが表現されております
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、概ね良好です。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 汕頭(スワトウ)刺繍について 】
相良(さがら)、蘇州(そしゅう)に並ぶ
中国三大刺繍のうちの一つ。
中国の広東省東部にある汕頭地方で
受け継がれてきた刺繍技術。
キリスト教の宣教師たちがヨーロッパの感性と
技法を汕頭に伝えたのがはじまりである。
隙間を開けて飾り糸を施すことから「絹の彫刻」
とも呼ばれ、生地を直接はさみで切り、糸を
引き抜くため、失敗が許されず、職人にとって
集中力が求められる刺繍技法。
主に二種類の方法があり、
抽綉(ツオシュウ):織り上がった生地の経糸、
横糸を数本引き、空間を開け飾り糸を通す技法
拉綉(ラシュウ):抽綉と同様に、生地の両サイドに
はさみを入れ、糸を引き抜くが抽綉ほど糸は引かず、
飾り糸を施す段階で空間を広げる技法
いずれも生地が丈夫でなければ行うことができず、
生産数は少ない。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※裾袘(すそふき)箇所に袘綿がはいっております。
身丈(背より) | 153cm (適応身長158cm~148cm) (4尺0寸4分) |
---|---|
裄丈 | 64cm(1尺6寸9分) |
袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 52cm(1尺3寸7分) |
前巾 | 23.5cm(6寸2分) |
後巾 | 28cm(7寸4分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67.5cm(1尺7寸8分) 袖巾33.5cm(8寸8分) 袖丈53cm(1尺4寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お付き添い、パーティー、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる帯 袋帯、綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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