商品番号:1549206
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
かつて西陣の象徴として高く評価され、
今は存在しない機屋【坂下織物】の名残を今に伝える、
特選手織袋帯をご紹介いたします。
やや透け感のある帯地ですが、裏地が袷用ですので
単衣に時期が適かと存じ上げます。
坂下ならではの繊細かつ力強い糸使いが感じられる希少な品。
織りのお着物や小紋などカジュアルのお着物に合わせてお楽しみください。
【 お色柄 】
落ち着いた山鳩色を基調に、赤茶系の濃淡でお柄を織り上げたすくい織りの地。
幾何学模様を織り上げた片間道のお品で、合わせやすく洒落た印象をお楽しみいただけます。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 坂下織物について 】
西陣織工業組合所属時の
西陣織工業組合証紙はNo.888
※廃業
すくい織や綴れ織、唐織などの手織の
高級西陣帯を製織していた名門。
綴れ組織の地に唐織にてお柄を表現した
「御門綴」や王道の錦地の唐織の
「錦繍綴唐織」など、華やかな礼装帯から
真綿紬、すくい、蘇州刺繍などでお柄を
表現した工芸洒落帯などがある。
すでに廃業してからかなり時間が経過しているため
その創作品はほぼ流通していない。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.47m
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お食事会、ご観劇、街歩き など
◆あわせる着物 江戸小紋、小紋、織りのお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。