商品番号:1548532
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
ふうわりと、優しい色彩の世界…
シンプルな浮き織の表情が豊かな
重宝間違いなしの特選無地紬と
伝統工芸士で東京友禅作家【 倉谷憲明 】氏による、
夏にピッタリな上質染帯を合わせた
夏コーディネートセットのご紹介です!
シックな夏の装いを楽しみたい方へ、
是非ともオススメしたいセットです!
セットならではのお値打ち価格でご紹介しますので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お着物のお色柄 】
程よい透け感のある、シックな黒色の地には
琉球の伝統織物・喜屋武八枚による変わり市松の模様を
一面に織り上げております。
【 帯のお色柄 】
うねる波のようなデザインが織りだされた紋紗地を
くすんだ薄灰水色に染め上げ、統一感のある彩りで
疋田で構成された流水のような曲線に海賊紋が
筆致豊かに染め描き出されております。
※問屋長期在庫処分によるアウトレット品としての入荷です。
ごくごくうっすらとヤケがございますが
お仕立てには大きくは支障は無いことと存じます。
ご了承の上、お値打ちにお求めくださいませ。
【 西郷浮織について 】
江戸時代末期から明治頃まで、
薩摩は大島紬以外にも『花織』『浮織』『芭蕉布』など
多種多様の織物が盛んに織られていた大変希少な地域といえますが、
現在では織られていない織物も数多く存在しています。
(鹿児島県工業技術センター資料より引用)
江戸時代から明治以降、激動の時代において発令された
廃藩置県により、日本は近代国家への道を歩み始めました。
しかし一方で、薩摩や琉球の統治下にあったが為の
多様な織物文化は途絶えてしまっていました。
この度、失われつつあった古代染織『幻の花織』を、
明治維新150周年の記念作品として『西郷浮織』と名付けて創作されました。
時代に合わせて進化し、また次の時代に繋がっていくよう
願いをこめて織り上げた薩摩の花織です。
【 東京友禅について 】
東京で製作される友禅染。
徳川家康が江戸幕府を開設した際、大名の
お抱えの染め師や絵師などが京から移り住み、
各種技術・技法が伝承され発展したとされる。
京都の京友禅、金沢の加賀友禅と並んで
三大友禅の一つ。
江戸友禅とも呼ばれ、江戸時代の町人文化の粋や
侘びの影響が色濃く影響しており、雅な模様を
華やかな色づかいで表現する京友禅に比べて、
藍、茶、白などの渋くあっさりとした色彩が特徴。
制作工程は京友禅のように分業化されておらず、
1人の友禅師が構図、下絵、糸目置き、色挿しを行う。
【着物】
絹100%
長さ:約12.8m
内巾:約38cm(最長裄丈約72cm 袖巾肩巾36cm)
【帯】
絹100%
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを3.8mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約3.6mで仕立て上がります。
柄付け:お太鼓柄
おすすめの帯芯:夏用綿芯(白)、突起毛綿芯
◆最適な着用時期 6月から9月までの単衣、盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け、ご旅行、和のお稽古など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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