商品番号:1546897
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
数々の皇室関係への御衣裳を献上されている
【 藤井寛 】氏による特選訪問着のご紹介でございます。
一目でわかる藤井寛氏の代表的な柄行。
そのやわらかな彩り、しっとりとした紋綸子の華やぎ、
古典を知り尽くした匠の結晶のような作品でございます。
結婚式やパーティーなどを始めとする
フォーマルのお席に、ぜひお召しいただきたい一条!
今回は西陣の名門【 ふくい 】の袋帯とのコーディネートセットをご紹介。
ぜひごゆっくりとご覧くださいませ。
【 お色柄 】
[着物]
紗綾形と花の地紋を込めた絹地は、淡い赤香色に染めて。
さらりとした質感に、しなやかでふっくらとした風合いの特選絹地です。
藤井寛氏の作品といいますと、「雲取り」や「山取り」が代表的。
まさにこれぞという作風の、穏やかで淡い彩りが大変魅力的な一枚でございます。
本作品も、氏の代表的な雲取を背景にして、
宝相華紋を染めあしらいました。
純古典の格調高い面持ち。
優しい彩りでそっと重なり合い、品の良い華やぎを演出いたします。
上前には細やかな金駒刺繍を施し、
艷やかに女性の品格を感じさせる仕上がりです。
[帯]
少しシャリ感のある生成り色の帯地。
光沢のある白の糸で唐草を立涌状に織り上げ、
華の花弁は金銀糸で優雅に彩られています。
差し色で薄藤色、み空色、山葵色が織り込まれた
華丸文は帯全体に華やぎを添える仕上がりです。
【 藤井寛について 】
皇室献上友禅作家
【 所属 】
京友禅協同組合連合会
京都工芸染匠協同組合
京都手描き友禅協同組合
京都伝統の技と心を受け継ぎ、さらには
皇室へ度重なる献上の栄誉を授かる京都の匠。
熟練の技を必要とする挿し友禅を極め、
独自の創作世界を築く。
中学卒業から家業を手伝い、大学卒業後は
下絵師であった父に師事。
中小企業の経営学や油絵を学んでおり
家業とは別の道も考えていたが、着物職人の
地位向上を図りたいという想いで家業を承継。
「雲取り」や「山取り」が代表的なお柄。
【 経歴 】
1935年 下絵師・藤井桃陰の長男として生まれる
1956年 藤井画房設当初はお誂えの受注制作
1959年 同志社大学経済学部卒業
後、父桃陰に師事する
1960年 「藤井画房」を「富宏染工」に改名
1972年 富宏染工株式会社設立 同時に工房を設立
2020年 藤井友子が代表取締役に就任
藤井寛は会長へ
■代表作
皇后陛下 御訪問着(瑞雲重ね)制作従事
紀宮様 御振袖(雲取典麗彩重ね)制作従事
秋篠宮妃殿下 振袖(山取松藤慶長文様)制作従事
皇太子妃殿下 御振袖(王朝典雅扇)制作従事
高円宮承子様 御振袖(松皮取慶長宝尽)
高円宮絢子様 御振袖(琳派流水取四季草花)
眞子内親王 御振袖(慶祥雲重)
伝統的工芸品産業功労者褒賞
経済産業省製造産業局長賞
日蓮宗法音寺京都別院・法輪時本堂の格天井の制作に従事
[着物]
絹100%
たち切り身丈182.5cm 内巾37.5cm (最大裄丈71cm)
白生地には丹後ちりめん地を使用しております。
[帯]
絹90%、分類外繊維(和紙)・ポリエステル・レーヨン10%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、 ご入卒・七五三のお付き添い、音楽鑑賞、観劇など
この商品を見た人はこんな商品も見ています