商品番号:1545982
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
工芸着物、帯のファンでしたらご存知、
「南部しぼり・紫根染・茜染」で有名な岩手盛岡の
【 草紫堂 】より、古くより親しまれてきた植物染料の
茜を用いた茜染の手絞りにてお柄をあしらった紬地の
振袖のご紹介です。
小紋は儘お見かけいたしますが、本品はお振袖。
おそらくかなりこだわりをお持ちの方が
お誂えをされたのでしょう。
こういったものはほぼごさいません。
通常出会うことのないお品が
お仕立てあがりならではのお値段で入荷しました。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
さらりとしたフシ感のやわらかな紬地に、
濃い茜染めで得られた濃紅葉色地に鹿の子絞りを
メインにした絞り染による流水と菊花が一面にあしらわれております。
【 商品の状態 】
やや使用感はございますが、中古品としては
おおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 南部しぼり・紫根染・茜染 草紫堂について 】
昭和8(1933)年創業
紫根、茜を用いた草木染手絞りによる
着物、帯を制作してる。
大正期に紫根染を復興させるため県の主唱により
開始された紫根染の研究に携わった初代が独立後、
いままでの素朴な図柄(大枡、小枡、立涌)に加え、
数多くの新しいデザインを生み出し、現在の絞り染の
基礎を築き上げた。
現在は染料となる根の入手が以前より難しくなったこと等から、
風合、特徴、堅牢度を失わないよう、工夫された化学的方法も
取り入れ、更に高度な絞り技法の開発と、その技術者の養成に
力を注ぎ、「南部しぼり」として内外に高い評価を得ている。
南部紫根染、南部しぼり、草紫堂は登録商標である。
【 茜染について 】
茜染は読んで字のごとく、アカネという
植物の根を使って染める草木染を指す。
茜はアカネ科のつる性の多年生植物であり、
中国や朝鮮半島、日本などのアジア圏に多く
生息する植物で、古くから薬草として用いられており、
浄血や保温、体の活性化といった効果が期待されてきた。
茜染にはその根から採取される赤い染料が用いられる。
茜の根に含まれる紅色色素前駆体のアリザリンを酸化、
ノメタン型のブラジレインに変化させ、赤色を得る。
より酸化が進むほど赤が濃くなり、日光の下で
染色をするとより濃く染まる。
国内の茜染の発祥の地として知られるのが
岩手県で、その昔自生のアカネが豊富だったことから、
1300年前の奈良時代からその根を使って染める茜染の
技法が伝承されてきた。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
八掛の色:煉瓦色
※絞り染の性質上、色の濃淡、絞りの目が不均一な箇所がございます。
風合いであって難ではございません。その点ご了承くださいませ。
身丈(背より) | 157cm (適応身長162cm~152cm) (4尺1寸4分) |
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裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 109cm(2尺8寸8分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 27.5cm(7寸3分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾35.5cm(9寸4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
(※特に制限はございませんがお振袖でございますので
未婚の女性の方におすすめいたします)
◆着用シーン カジュアル寄りの格式のパーティー など
◆あわせる帯 洒落袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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