商品番号:1545962
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
盛夏に本麻のお着物はこの上ない贅沢。
そのシャリを是非ご実感いただきたく思います。
大変希少な能登上布の男物を仕入れて参りました。
頑なに伝統を守り、織り継がれた幻の上布…
中でも襦袢まで揃って見つけて参りました。
街の喧騒から遠く離れた羽咋の里に響く機織りの音が、
心に聞こえてくるのではないでしょうか。
どうぞお手にとって眺めて見て下さい。
【 お色柄 】
空蝉に例えられる、砧打ちされた黒の麻地。
一面に100山亀甲絣が織り上げられております。
織物の原点を思わせる素直さ、表情の豊かさ。
放熱効果と吸水性、しゃっきりとした手触り。
麻ならではの、麻のみが持つ夏を感じさせる涼感。
いつまでもいつまでも飽きのこないシンプルな表情のお品は、
毎年夏が来る毎に、季節を告げるひと品となることでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 能登上布について 】
石川県無形文化財指定
越後、宮古に並ぶ日本の三大上布のひとつ。
約2000年前に崇神天皇の皇女が中能登地方で
機織りを教えたことが能登上布の起源とされる。
昭和初期の最盛期、織元の数は120軒以上になり
麻織物の県生産量が日本一となったが、戦後の
ライフスタイルの変化とともに着物離れが進み、
現在は山崎麻織物工房が能登上布唯一の織元である。
原料の麻は一般的なリネンではなくラミー(苧麻)。
手織りの麻の素材感、他地方にはない能登独自手染の
押捺染、ロール捺染と呼ばれる職人技術から生まれる
染めにじみが少なく緻密で、能登の風土を映した
すっきりとした絣模様が、ひんやり涼しい風合い、
「蝉の羽」のような透け感や軽さ、丈夫さ、シャリ感、
光沢感、張り感が特徴。
絣柄の多くは幾何柄模様の十字絣を始めとする
複雑な経緯絣で構成されている。
【着物】
表裏:麻100% (縫製:手縫い)
※居敷当、背伏せ無し
三越取り扱い品
背より身丈147cm(適応身長177cm前後)(3尺 8寸 8分)
【長襦袢】
背より襦袢丈142cm(3尺 7寸 4分) その他着物にあわせた寸法
※半衿付き
裄丈 | 72cm(1尺9寸0分) |
---|---|
袖巾 | 35.5cm(0尺9寸4分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 25cm(6寸6分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈74cm(1尺9寸5分) 袖巾36.5cm(9寸6分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、音楽鑑賞、お食事、お出かけ、行楽、ご趣味の集まりなど
◆合わせる帯 角帯
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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