商品番号:1545137
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
能装束唐織の大御所として知られる西陣名門、【山城機業店】より、
富貴な唐織の意匠が美しい高級袋帯のご紹介です!
確かな織物を創り続ける老舗として
絶大な信頼を置かれている機屋さんです。
お値打ちに出回っているフォーマル帯とは一線を画したこの風格…
重厚感のある格調高さとは裏腹の、丁寧に織り上げられたこの帯地の結び易さ!
お着物馴れされた上級者の方にもきっとご納得いただけるお品です。
能装束は、本来、能楽を庇護した公家・武家・僧侶など、
上流貴顕の人々からの拝領品をもととして作られた一級品でした。
また、能が徳川幕府の式楽として制定されてからは、
役柄により装束にいくつかの種別化がなされたようです。
その中でも三番鬘物(かつらもの)の女役が上着として着用する衣装が
今回のお品のモチーフとなっている唐織です。
唐織は、多色で文様を織り出し、金銀糸を豊富に用いた豪華な衣装です。
今回は西陣の産地問屋さんから直接仕入れてまいりました!
期間限定でのご紹介となりますので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
しっかりとしたハリのある黒の帯地に、富貴な唐織によって織り成された意匠。
金糸を用いて有職文様を背景に加え、松竹梅を多彩な絹糸で鮮やかに…
そして存在感たっぷりに込めた、お振袖向けのハイクラス帯です!
金銀と鮮やかな彩りの糸を用いて、ここまで上品にまとめる…
名門ならではのセンスが溢れる一条です。
これだけの華やかな面持ちです。
お振袖や格高い訪問着とのコーディネートで、華やぎの着姿にお薦めです!
【 山城機業店について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.216
1918年(大正8年)創業
屋号:伊勢屋孝兵衛
西陣でもとりわけ唐織の技術で定評のある機屋。
大戦中に企業整備令により廃業、戦後9代目が
帯地製造を再開した。
1952年に株式会社に改組。
1997年に10代目に代替わりし現代に至る。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
おすすめの帯芯:綿芯「都」
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式、初釜、お付き添い、パーティーなど
◆あわせる着物 お振袖、色留袖、訪問着、紋付色無地など
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