商品番号:1544729
(税込)
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【仕入れ担当 吉岡より】
雪深い織里、越後で織り上げられた、
シンプルながらも味わいある素材感が魅力の塩沢絣に、
先代から受け継いだ伝統の織りの技術を元に研鑽を重ね、
古布の復元、研究を続けられております伝統工芸士、
【 玉虫正直 】氏による、素材の質感豊かな栗繭八寸帯を合わせて。
シックな塩沢絣を、穏やかな彩りの紬九寸帯で飾る
単衣のカジュアルコーディネートのご提案です!
セットならではのお値打ち価格でお届けいたしますので、
どうぞお見逃し無く!
【色・柄】
(着物)
シックな黒色地に浮かびあがる技の集大成。
反巾の中に150個の亀甲柄が浮かぶ細密な絣を織り出し、
緩やかな「揺らぎ間道」の意匠を表現しております。
近くで見れば本当に圧巻の絣の美技を、
さらりとした着心地で気持ちよくお召しになってください。
(帯)
伝統技法と自然味のある素材を使って織り上げられた逸品。
栗繭糸は、栗の葉を食べて栗毛色の糸を作る野蚕から採取する糸のことで、
ふくよかでやわらかな肌触りと栗毛色の光沢ある質感が魅力でございます。
古くは和服地や釣り糸として利用されたこともありましたが、
今ではごく少量しかとれない貴重品となっております。
この硬い繭を柔らかくした後、
栗まゆ100%のさらりとした糸を紡ぎます。
地色は穏やかな白茶色を基調として、
この栗繭由来のざっくりとした糸を織り込み、
一面に細やかな市松柄を織り成しました。
【商品の状態】
(着物・帯ともに)
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【塩沢絣について】
塩沢絣は特別に練りと撚りを工夫した経糸・緯糸を使用し、
シャリシャリと耳にも心地良い涼感が魅力的なお着物です。
それは、さらりとしたしぼの効果だけでなく糸を髪ほどに細く紡ぐことによるもの。
緻密な職人の手仕事より生み出された、
肌に張り付かない感触は本当に着心地の良いものでしょう。
そしてもう一つ。
塩沢絣の特徴、絣糸を織り出すことで表現される、
針の先で描いたような細かく鋭い意匠美です。
【伝統工芸士 玉虫正直】
昭和36年 山形県米沢市にて、玉虫織物工房の長男として生まれる。
昭和55年 山形県立米沢工業高等学校繊維工学科卒業後、
四年間他の織物工房にて修行する。
昭和63年 第13回 新人染め織り展 入選
第14回 東北現代工芸展現代工芸 準賞
平成元年 第41回三軌会 入選
第27回日本染色作品展 入選
染色活動が認められ、米沢市文化懇話会 奨励賞
平成 2年 第28回日本染色作品展 入選
平成 6年 都々良会総合美術展 入選
平成 7年 都々良会総合美術展 奨励賞
平成 9年 都々良会総合美術展 優秀賞
平成11年 都々良会総合美術展 準優秀賞
平成15年 経済産業大臣指定 伝統工芸品認定
平成20年 伝統工芸士認定
日本紬織サミット グランプリ受賞
全日本伝統的工芸品展入選
【着物】
表裏:絹100% 縫製は手縫いです。
居敷き当て無し、背伏せ付き
ガード加工済
【帯】
絹100%(栗繭糸含む)
長さ約3.6m
身丈(背より) | 152cm (適応身長157cm~147cm) (4尺0寸1分) |
---|---|
裄丈 | 66.5cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 5~6月、9~10月の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 街着、カジュアルパーティー、ランチなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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