商品番号:1544728
(税込)
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【仕入れ担当 吉岡より】
幻想的にアレンジされたお柄を染めた京友禅小紋に、
日本工芸会正会員、故:木原明氏による九寸帯を合わせて。
涼やかな彩りの小紋を、淡色の染帯で飾る
単衣のカジュアルコーディネートのご提案です!
セットならではのお値打ち価格でお届けいたしますので、
どうぞお見逃し無く!
【色・柄】
(着物)
絹本来の光沢を感じる紋織ちりめん地。
織のリズムの変化で大きくモダンな唐草模様が浮かぶ絹地です。
地色は深みのある納戸色をベースに、
淡い新橋色や藤色を間道の構図でぼかし染めた中に、
白い顔料を散らして、「水泡」を表現した一枚。
繊細に移り変わるぼかし染めの風合いに
流れを表現したような白い飛沫まで
全てを手作業で染めた味わい深い上質小紋…
幻想的な彩りの変化を楽しんで頂ける
大人向けの趣味性薫る一枚に仕上がっております。
(帯)
ふっくらとした生地のシボ感が感じられるちりめん地は、
清雅な白を基調として。
お柄には、揺らめく襷の構図に合わせて、
幻想的な絞り染めの霞を背景にして、
風を思わせる創作柄が、瑞々しい色使いで表現されております。
朧気な絞りの表情と幾何学的なラインを表現する手描きの表情が相まって、
意匠に奥行きをもたせ、味わい深い面持ちに仕上がっております。
【商品の状態】
(着物)
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
(帯)
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。
【 木原明(きはらあけし)について 】
染色工芸作家
小倉建亮、小松均(日本画・院展同人)に師事。
後に辻が花染から学んだ絞りと友禅の双方を
併用した独自の作風を確立。
身近な草木や風景を題材に創作活動を続け、
日本工芸会正会員として活躍した。
【 経歴 】
1942年 木原生長(日本工芸会正会員)の長男として京都に生まれる
1962年 小倉建亮(日本工芸会)に師事
その後小松均(院展同人)に師事
1976年 第13回日本伝統工芸染織展 出品
1983年 第12回日本伝統工芸近畿展 出品 以降入選多数
1988年 日本工芸会正会員認定
1989年 第26回日本伝統工芸染織展 東京都教育委員会会長賞
1993年 第40回日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞
天皇・皇后両陛下より御下問を受ける
1996年 伝統工芸染織展 監査委員
1998年 伝統工芸近畿展 監査委員現在 日本工芸会正会員
2011年 京都府無形文化財認定
2014年 死去・享年72歳
個展 :京都文化博物館 他
団体展:日本工芸展
伝統工芸染織展
伝統工芸近畿展
京都府工美展 等 出品入選
受賞 :第26回 伝統工芸染織展 東京都教育委員会会長賞
第21回 伝統工芸近畿展 京都新聞社賞
第40回 日本工芸展 工芸会奨励賞
第31回 日本伝統工芸近畿展 近畿賞
【着物】
表裏:絹100% 縫製:手縫い
居敷当て無し、背伏せあり
【帯】
絹100% 長さ約3.7m
柄付け:お太鼓柄
※開き仕立て・裏地無し
身丈(背より) | 154cm (適応身長159cm~149cm) (4尺0寸7分) |
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裄丈 | 64cm(1尺6寸9分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 23cm(6寸1分) |
後巾 | 29cm(7寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 5~6月、9~10月(単衣の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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