商品番号:1534162
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
女性が女性として生まれてきた意味を問いかけるように。
しっとりと手を尽くして表現されました
特別な一枚をご紹介致します。
どの年代の方であっても流行り廃り無く、
季節にとらわれることなくお楽しみいただける事でしょう。
お値打ちにご紹介致しております。
この機会をどうかお見逃しなく。
【 お色柄 】
[お着物]
さらりとした手触りのシボのある生地。
シックに着姿をまとめる碧緑色を基調として染め成して、
紬のような地紋が現れました。
意匠に表現されたのは、白にて表現された菊流水に源氏香。
抑えたお色に控えめの柄行きを成しております。
帯合わせ豊かに様々な和姿をお楽しみくださいませ。
[帯]
しなやか、かつ重厚な織。
地色は深く落ち着きのある焦茶色。
お柄には地色に映える金箔糸を用いて、名物裂の一つ、逢坂金襴が織り表されました。
龍の丸紋と霊芝雲が配されたお柄行でございます。
伝統ある風雅な文様美は見るほどに奥行きを増して、
なんとも艶やかに、それでいて揺るぎない品格とともに心に伝わります。
訪問着や付下げ、色無地、江戸小紋などにあわせてどうぞ。
【 商品の状態 】
[お着物]
中古品として仕入れてまいりましたが、
状態はおおむね良好でございます。
お届け後すぐにお召しいただけます。
[帯]
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 龍村晋について 】
龍村織物主宰
正倉院の古代錦を始め名物裂の復元と
多くの美術織物を創作した龍村平蔵の三男。
平蔵の著作権を受け継ぎその研究と復元制作を継承。
古代のロマンに魅せられ、日本はもとよりシルクロード、
西欧と広く題材を求めてその文様を錦に表現し、
比類ない「伝匠名錦」を保倉一郎と協力して
31年間に310柄の紋図デザインを完成した。
【 経歴 】
1908年 龍村平蔵の三男として大阪に生まれる
1933年 東京帝国大学経済学部卒用
日清紡入社
1940年 次兄の入隊に伴い、日清紡退社
龍村織物美術研究所に次長として入社
1941年 前年に施行された七・七禁令を受け、平蔵の命のもと
「織物維持保存」をまとめる
1950年 独立
1981年 傳匠名錦帯百柄達成を記念して「第一回傳匠名錦展」を
港区縞のクレセントハウスに於いて開催
1989年 NHK教育テレビ『古代ロマンに魅せられて』に出演
1995年 日本橋プラザに於いて米寿記念展開催
1997年 傳匠名錦帯三百柄達成
同年12月 永眠(三百十柄目を作成中)・享年89歳
[お着物]
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
八掛の色:江戸茶色
[帯]
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.35m
耳の縫製:袋縫い
柄付け:全通柄
身丈(背より) | 157.5cm (適応身長162.5cm~152.5cm) (4尺1寸6分) |
---|---|
裄丈 | 67cm(1尺7寸7分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 25cm(6寸6分) |
後巾 | 29cm(7寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈77cm(2尺0寸3分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お出かけ、お稽古、観劇、芸術鑑賞など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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