商品番号:1533268
(税込)
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【仕入れ担当 吉岡より】
雪深い織里、越後で織り上げられた、
シンプルながらも味わいある素材感が魅力の塩沢絣を仕入れて参りました。
特に優れたお色柄を厳選して仕入れて参りました。
この精緻な技をお手元でご堪能いただきたく存じます!
是非ご検討くださいませ!
【色・柄】
シックな黒色地に浮かびあがる技の集大成。
反巾の中に150個の亀甲柄が浮かぶ細密な絣を織り出し、
緩やかな「揺らぎ間道」の意匠を表現しております。
近くで見れば本当に圧巻の絣の美技を、
さらりとした着心地で気持ちよくお召しになってください。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【塩沢絣について】
塩沢絣は特別に練りと撚りを工夫した経糸・緯糸を使用し、
シャリシャリと耳にも心地良い涼感が魅力的なお着物です。
それは、さらりとしたしぼの効果だけでなく糸を髪ほどに細く紡ぐことによるもの。
緻密な職人の手仕事より生み出された、
肌に張り付かない感触は本当に着心地の良いものでしょう。
そしてもう一つ。
塩沢絣の特徴、絣糸を織り出すことで表現される、
針の先で描いたような細かく鋭い意匠美です。
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
表裏:絹100% 縫製は手縫いです。
居敷き当て無し、背伏せ付き
ガード加工済
身丈(背より) | 152cm (適応身長157cm~147cm) (4尺0寸1分) |
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裄丈 | 66.5cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 5~6月、9~10月の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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