商品番号:1527303
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
上品でありながら芸術的感性の洒落セット…
雑誌でもお見かけしますので、ご存知の方もいらっしゃることでしょう、
京の工房『いと由(いとゆう)・洛楽人』ブランドの
格調あるシックな飛び柄小紋と歴史に裏打ちされた確かな技術と
高い美意識から生み出される、ハイセンスなものづくりで魅了する
『河瀬満織物』より黄臚染を用いた袋帯を合わせてご紹介いたします。
上質な絹地に丁寧な染め、洗練されたお柄など、
必ずやその仕上がりにご納得いただけることと思います。
他のものとはちょっと違った、上質で創作性豊かなセットをお探しの方に。
お目に留まりましたらどうぞお見逃しなく!
【 お色柄 】
≪着物≫
水分を含んだようなしっとり、さらりとした手触り。
銀通しされた上品な光沢感ある地は深みある深紫色に染め上げて…
そこに小付の宝尽くしのお柄がぽんっぽんっと飛び柄にて描かれ
深い地色にふわりと咲くように映え、縁取りの金彩も品の良い煌めきをみせて。
繊細な筆致、抜群の構図のセンス、職人さんの見事な仕事ぶりが伺えます。
小紋でありながら確かな品格はさらりとお召しやすくもエレガントな
佇まいをお約束してくれる一枚となります。
すっきりとした仕上がりですので、帯合わせや
小物合わせも様々にお洒落をお楽しみくださいませ。
≪帯≫
軽く、しなやかに織り上げられたの帯地は
優しい鳥の子色へ…
お柄には絵画のように細やかな織にて表された森林の意匠が
見るたびに新鮮さを感じさせてくれるハイセンスな意匠…
脈々と繋がる西陣の技と心意気。
どうぞお手元でご堪能くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 いと由(いとゆう)・洛楽人ブランドについて 】
京の地で工房を構え、京琳派の技術、京友禅、加賀友禅の良さを継承しつつ、
玉蟲染など新たな染技法を確立し、類希な創作品を世に送り出し続けている工房です。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
【着物】
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
◆八掛の色:本紫色
【帯】
絹100%
長さ約4.5m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
身丈(背より) | 157.5cm (適応身長162.5cm~152.5cm) (4尺1寸6分) |
---|---|
裄丈 | 65cm(1尺7寸2分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 22.5cm(5寸9分) |
後巾 | 28cm(7寸4分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾35.5cm(9寸4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、観劇、お食事、趣味のお集まりなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています