商品番号:1523652
(税込)
【仕入担当 竹中より】
通の方ならご存知かと思います、「紹巴萬葉」の袋帯
その文字は綴じられていますが
過去の取り扱いから萬葉 山喜織物のお品に間違いございません
紹巴織とは、地をつくる経糸と、
柄をあやなす経糸の二重経で織り上げられる技法のこと。
その組織の裂(きれ)をあの千利休の弟子、里村紹巴が愛用したことから、
この名前がつけられました。
その織り口はなめらかかつ平面的な織り地に繊細に浮かび上がり、
こしの強さは時を経ても美しい風合いを保ち続けることができます。
【商品の状態】
リサイクル仕立てあがりとして仕入ましたが
締め跡もわずかなおおむね美品です
【お色柄】
紹巴(しょうは)織と言えばここ、
西陣の名門「山喜(ヤマキ)織物」です。
よく出回っているお品とは全く異なる本物の紹巴織。
その名門のお品が、お仕立て上がりの中古品としてお値打ちに入荷致しました!
独特のしなやかさが特徴的な帯地に描きあらわされたのは、
鮮やかに色付いた秋の風景図。
燃えるような赤をまとったもみじの枝葉に
うっそうと繁る竹林。。
紹巴織ならではの絵画のような細密なお柄行きは、
お召しになった方はもちろん、
周りの方もまたそっと心を奪われてしまう美しさ。
金銀彩を使用しておりませんので、
お茶席にもお使い頂けますし、
流行りすたりがなく、
末永くお楽しみいただけるお品となってございます。
大人女性の落ち着きと洒落味をたっぷりと味わえる一本。
この素晴らしい締め心地を、ぜひともお手元にてご堪能くださいませ。
この機会お見逃しございませんようお願いいたします!
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維のぞく) 長さ約4.32m
耳の縫製:かがり縫い 柄:全通柄
◆最適な着用時期 袷の季節(10月~翌5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 茶席、観劇、お集まり、お食事、紅葉狩り等
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋、織のお着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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