商品番号:1520111
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
ふっくらとした絹地に、個性的な染めを施した
京友禅の名門・岡重さんによる小紋着尺…
その穏やかな配色に惹かれて、仕入れて参りました!
そのあたりのお品にはない、思わずハッとするほどの洗練された和姿の妙。
お洒落なムードに、自由な帯合わせで楽しく
お袖を通していただけましたらと思います。
染の名門が、お召しになられる方のことを考え一生懸命に染め上げた秀作です。
自信を持っておすすめできる一枚ですから、
どうぞこの機会をお見逃しないようにお願いいたします!
【 色柄 】
生地にもこだわりました。
ふっくらとしなやかで、
一面に葡萄唐草模様を浮かべた丹後の紋意匠地。
角度によって地紋の浮き沈みが感じられ、
着姿としても単調に見せない上質絹地です。
地色は深い紺瑠璃色を基調として、
ほんのりと落ち着いた白色のタテぼかしを加え、
その奥に岡重さんらしい「象更紗」が覗く面持ち…
挿し色が印象的に映えるお柄は、「糊ぼかし友禅」の技法で表現されました。
ひと色、ひと色…
繊細に移り変わる彩りが、心に澄み渡るよう。
一切の妥協なく細部にまでこだわりのつまった作品です。
【 糊ぼかし友禅について 】
約10枚の型紙を使用し、一色ずつ染め上げ、
柄が完成した後に生地の上に液体状の糊を流し込んでいきます。
生地の中央に糊が流れ込まないように、熟練の職人がヘラで調整し
均等にしていく難しい技術です。
引染めの「タテぼかし」は、糊ぼかし独特の滑らかさが出るのが特徴です。
【 岡重について 】
1855年(安政二年)創業
長きにわたり京友禅に携わり、 老舗の良心にかけて
一品一作に心をこめて息の長い本物の意匠、
本物のきものづくりに取り組んでいる老舗。
着物、帯の他に手掛けるブランドとして
■OKAJIMA 1993年発表
京友禅の技術を駆使して製作した商品。
フォーマルバッグ、カジュアルバッグ、風呂敷、
小袱紗、和装小物など
■MAJIKAO 1996年発表
明治・大正時代に岡重が手掛けた羽裏柄より、
新たに型を起こし染め製作した羽裏文様の商品群
バンダナ・ハンカチ・風呂敷・和装小物など
■唐様三昧 1998年発表
古来より、世界の人に親しまれている更紗文様を
独自にアレンジした商品
漆塗り筆ペン、懐中時計、ルーペなどの和装小物
■IMAN 2002年発表
インドネシアの伝統的なバティックと京友禅の技を
コラボレートした岡重オリジナルのアート布を用いた商品
ショール、筆ペンケースなど
がある。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約12.8m 内巾37cm(裄丈70cmまで)
白生地には、特選丹後ちりめんの紋意匠地を用いております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃 単衣でのお誂えもオススメです。
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け、ご旅行、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 カジュアル袋帯、九寸帯、八寸帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
[ 単 ]
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
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